柏崎原発で、市長が果断に運転中止を命じたことは他の地域でも評価されている。九州でも地元原発の安全性について深刻な疑問が上がっている
海外メディアは、今回の地震での原発への影響、危険について、ある点で国内よりちゃんと報じている。

柏崎原発は、原発の規模としてはチェルノブィリよりずっと大きいこと、原子炉が自動停止したということはけっこう緊急だったこと、停止時にも電力によって冷却しないと危険だが、今回火事が起こったのは、その電源部分にかかわるところだったこと、しかも、消火の体制がおそまつだったらしいこと、放射能の蒸気がもれたらしいこと、放射能などの状況をネット表示するはずが機能していないこと、いくつも破損があることなどなど、伝えられている。
保坂展人のどこどこ日記やきっこの日記、などを読むと、怖くなる。

安倍首相は、東京電力に対して安全性点検しろといっているが、04年の新潟地震のあとで、
「耐震設計審査指針では直下地震の規模をマグニチュード6.5と想定している。これは過小評価につながらないか? 耐震設計審査指針の定める地震の速度・加速度の算定式を改めなくてよいのか」という質問主意書に対し、
「敷地の直下または近傍に、マグニチュード6.5を超え、敷地に大きな影響を及ぼす可能性がある地震震源となり得るような活断層がないことを確認している。マグニチュード6.5という直下地震の規模を見直すことが必要となるとは考えていない」という回答をしていたことの国の責任はないのだろうか。



 9条ネットのホームページで、天木直人さんとともに比例区の10人の候補の一人として立っている成島忠夫さんの、原発の安全性についての声明文が掲載されている。菅井もそういう懸念があったので、転載する。成島さんは21日新宿の 安倍政権をぶっとばせ! 新宿東口フェスタ・9条ネット に出るそうだ。