2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

幕末世界伝

経済が展開すると、世界は変わらないわけにはいかない。 唯物論的歴史観というやつが言っていることはそれだ。 社会主義の崩壊は、資本主義の崩壊でもあると言った人がいたが、 どうやらアメリカの様相を見ていると、 それは的をいていたみたいだ。 世界の大…

そのまんま東氏、作業着で初登庁

そのまんま東が宮崎の県知事として初登庁したとき、作業着を着ていた。そういえば都知事だった青島幸男もラフなかっこだった気がする。これはクールビズとかいうのと、似ているようで違っている。クールビズは背広の代わりで、今までなかったものをつくるの…

社会主義という亡霊

社会主義の国家だってまだ存在しているというのに、日本国内では、すでに社会主義が過去のものであり、終わってしまったものだという見解ばかりが蔓延している。 社会の根幹となる産業にまで、資本主義の恣意的な利益追求を容認しようとするなら、深刻な矛盾…

「リアルを大事に」という時の「リアル」 その2

個人の思いの先にあるリアルという考え方についてある人が、何がリアルかを考える時に他人のリアルは不可欠か あるいは 個人の思いの先にあるリアルとは、果たして別の人のリアルなのか? このまえとりあげた煩悩是道場の1.11のエントリーに触発されてもう少…

社会主義の新段階

チャベス氏の一連の新政策は、各国版ペレストロイカと社会主義世界経済体制の崩壊で特徴づけられたここ20年の社会主義の実験が新段階に入ったことを示すものかもしれない。その課題は、一歩後退から二歩前進へ、社会主義の新しい経済協力体制の復活、国連の…

「リアルを大事に」という時の「リアル」

「リアルを大事に」と言われたときの「リアル」とは何か(「煩悩是道場」1.11) というエントリーがあったので、触発されて思ったことを書きます。 このことについて面白いと思ったことがあるのは、解剖学者の養老孟司氏の見解です、だれでも自分の中に、こ…

ネットの変化とネットウヨクの行方

はてなサヨクはよくわからないが、インターネットの中で、現憲法の精神である平和主義と諸民の民主主義に通じるサイトは明らかに目立ってきている。ヤフーのニュースにつくブログだって、そういうものを見かけるようになった。一時、検索をかければ、上位が…

「はてなサヨク」はどこにいる

突然舞い降りて、はてなブロガーを代表する存在のようにいわれたり〔?〕、ネットを席巻している略称「はてサ」、自称「はてな左翼」、そして蔑称(?)表記「はてなサヨク」とはどんなものか、まだその正体は不明です。どうやらそれははてなに左翼ブログの…

無断リンク断想 その2

はてなサヨクということばを目にしたことがきっかけで、自分が日記を書いているはてなという場所について意識するようになった。そうしてみると、携帯から更新機能以外のはてなのほとんどの機能を使っていない自分は、ダイアラーとは言えても、ブロガーとい…

信濃毎日新聞 06年回顧 いじめ社会の重苦しさ  

12月31日(日) 一年の世相を表す漢字は「命」だった。恒例の催しに、清水寺の貫主が力強く揮毫(きごう)した「命」という一文字の重みが、年の瀬を迎えて胸に響く。 いじめによる子どもたちの自殺が相次いだ今年。平和なはずの日本で仲間はずしや嫌がらせ…

いじめ社会の重苦しさ

信毎(しんまい)に昨年暮れのった以下の記事は、菅井の現状認識のぬぐい去りがたい根本を語っている。あるいはこの単純な根源認識が菅井の限界であるかもしれない。 もっと複雑な考察ができる若い世代の方々はそれを超えていってほしい。 だが、菅井には今…

安倍晋三、「憲法改正」を選挙争点にする

《安倍首相は4日午前、首相官邸で年頭の記者会見を行い、憲法改正問題について、「私の内閣で憲法改正を目指すということを当然、参院選でも訴えていきたい」と述べ、夏の参院選で自民党の公約として訴えていく考えを表明した。》 《政府の憲法解釈で禁じら…

《サダムフセインの獄中書簡 11月5日》

皆さんはあなたがたの兄弟、指導者が意気軒昂であること、彼が暴君に屈服しなかったこと、そして彼を愛する者たちの願い通りに剣と旗を掲げ続けたことを既に知っている。 このことは皆さんが兄弟、息子、あるいは指導者に求めたことであり、また皆さんの将来…

大統領の遺言

uruk news でサダムフセインの事実上の遺言の訳をのせている。もとは英国BBCサイトに掲載された抄訳だとのことである。直接はイラクの国民に向けられたものだが、載せさせていただく。 こちらからの引用です。 http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapa…

田中ユタカ「ミミア姫」のこと

田中ユタカさんの連載「ミミア姫」(「アフタヌーン」)について。ネットで見かけた感想から。 「読んでて幸せになる漫画です。 なんだろう、流れる空気が良いのだよなあ。 お祭りの夜とミミア姫の誕生日。 ミミア姫の運命が解っているからこそ、周囲の惜し…