2008-01-01から1年間の記事一覧

現実は意識を既定する

ネットウヨク系の 依存症のひとりごとが「資本主義はマルクス・レーニンの批判に謙虚であるべき」というエントリーを掲げている。 太陽の帝国は「左翼に喝!金融危機の元凶は資本主義ではない!」というエントリーを掲げている。 資本主義はマルクスの言う恐…

小田和正の復活

もとオフコースの小田和正は完全復活したどころか、オフコース時代よりさらに前進しているようにみえる。 それは多分、彼が二十代の時と同じ透き通った高音を今でも維持しているからだと思う。ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンが若い時にもっていた暖…

日本にまだないもの

国内政治においては、諸民の生活を大企業家のエゴにふりまわされず実質的に保証する政策 国内経済においては、実質的な生産、流通、消費の流れをなめらかにし、活気づけていく政策 外交政策では、第九条の平和主義を根本として、アメリカから独立し、それぞ…

まだないもの

貧乏人がカードを使えるしくみ食費、生活費の足りない人が、数時間やると、生活必要品券かお金がもらえる単純労働装置より貧乏な人が無心する権利(キューバのように)一定額までの交通機関無料乗り放題制度 一定額までの携帯電話、ネット接続無料制度 一定…

久しぶりに

灰色のベンチさんいつのまにか、人気ブログランキング上位に上がっていた。気がつかなかった私がうかつだった。 ネットには、平和主義、反・排外主義の人のブログも増えて、むしろ、アメリカが外交方針を変え、経済危機になってしまった今ではますます増える…

アメリカ大統領選挙決着す

アメリカでオバマが大統領に当選したのか。 アメリカでアフリカ系黒人や女性が大統領になるのは、いつのことだろうかと思って来たが、ついにその時が来た。 以外とあっさりだったが、これは後戻りのない、世界史的に重要な一歩である。 アメリカの選挙は、内…

水晶の夜事件

ナチスが政治を支配する前夜、焼き討ち事件が起きて、犯人は共産党だということになり、その結果、ナチスは政権をとったのだが、それは真っ赤なえん罪、陰謀事件だった。真実が明らかになったときには、ドイツはナチスに支配されてしまった。自民党は麻生に…

毒食う話と、黄水晶の夜

汚染米の輸入をとめると大臣が言っているそうだが、 そもそもこの汚染米は、 国内で充分に足りていて輸入の必要のない米を ミニマムなんとかといって強引に強制輸入するようになったから生じた外国米だろう。農薬については、アメリカなどの基準は日本の何百…

ミミア姫

「月刊アフタヌーン」の「ミミア姫」の連載のことを書きたい。 「愛人」が、世界の破滅的な運命の中、2人の生きることを書いていたように、 ミミア姫もまた、彼女の生きることを書くだろうと 思っていたのだが、 ミミア姫は一つの前例のない物語をつむぐ作…

今の諸悪の根源

ネット右翼は今の日本の諸悪の根源を 「戦後民主主義」と、日本がした戦争をまちがっていたとする姿勢(「自虐史観」と彼らは呼ぶ)に求めている。 だが、事実は違う。 今の日本をこのにように悪くした根源は 戦争に負けたにもかからわず 責任をとらず戦前か…

やまとだましい

日本のことを考えるとき、やまとだましいということが問題になる。 この言葉〈漢字表記すると大和魂〉をつかう人は右翼の方々に多いがこの言葉の意味についてまともに考えている人は少ない。 たとえばネット右翼の人気ブロガー瀬戸氏の「大和魂とは戦う日本…

諸民向けの店とは1

ファーストフード店や大衆食堂が、品数をふやし、値段をあげ、内装をキレイにしてるような気がする。 きんじょのマクドナルドがそうだ。100円マックもまだあるのだが、めだたなくされている。それまであったポスター形式のメニューがなくなった。かべはきれ…

ひまんのこと

肥満ということばがあり、いまのにほんでは、これはタバコと同じく無条件に悪のそんざいとみなされている。 メタボリックなんてあたらしいことばもつくられ、びょうき、あってはならないこと、はんざいにんのようにつかわれている。 すがいもやせてはいない…

戦争はこんな風にやってくるのものだったのか

グルジアとロシアが戦争を始めてしまった。 同じアジアとはいえ、中東のイラクやパレスチナやイランは日本にとって、まだ遠いところだった。そこの戦争に、なんで平和国家日本がわざわざ参加するんだ。政府はおかしいじ ゃないかとまだ言えた。 だが、もとソ…

菅野さんのこと

菅野さんは派遣の仕事をしていて、手をはさみ骨折してしまったという。仕事に対して怖さを持ってしまっただろう。その不安を押さえるように大丈夫です、すぐ復帰できますと、会社の人の前では強がったのではあるまいか。正社員になれる話があればなおさらで…

政治改革の本質は 0

天木直人さんのブログ昨日の項目、大切な結論がかかれていた。 《今、日本国民の生活は未曾有の苦境にある。それなのになぜ迅速で、的確な問題解決の具体策が講じられないのか。 それはこの国の予算編成が政治家と官僚に独占されているからだ。 国民の税金で…

地球温暖化と嫌煙ファシズム

今週号の週刊現代と週刊大衆に地球温暖化説についての疑問、嫌煙ファシズムへの疑問の特集があった。諸民向けのメディアにこの二つの信仰に対するまともな批判がのったことをうれしく思う。それぞれ科学的な面でも知的誤解を正すよい内容だ。科学的真理を主…

実践

被搾取階級には理論が必要である。それがなければ、メディアの押し付けてくる見方によって翻弄される以外にはないから。実践が意識を決定する。動けないよう追いつめられている人ほどその自覚が必要。 動かない人は動けなくされている。おり こそないが、幽…

被搾取階級は助け合わなければならない

先日、重い荷物をひいて、駅の階段をのぼっていたら、見知らぬ女の人がうしろを支えてくれたので、楽になった。以前は、大きな荷物を持って電車を利用する人はもっとたくさんいたが、今は、東京のひとたちは一様に身軽である。だから、そんなこと(助け合い…

煙を吸うという種別的行為は実在する

煙草を社会から排除しようという禁煙ファシズムは今が絶頂である。だが、国家は煙草からの税収入を支えにしたいというのが本音だ。高額の税を煙草にかけられる根拠もまた、禁煙ファシズムが根拠とするのと同じ煙草有害説である。度を過ぎた煙草排除は、じつ…

結局うなぎはうなぎじゃないですか

偽装うなぎの事件があったが、何が偽装なのかといったら、何のことはない、産地が偽装でうなぎはうなぎなのだそうだ。うなぎなのに、どこのうなぎでないからけしからんというのは、理屈はわかるが、菅井の感覚からすると承服できない。うなぎによらず、商品…

我が国政治の最終の言葉

きょうの天木直人さんのブログで、石原慎太郎(1960年においては反米反安保文化人だった)がサンケイにのせたひさしぶりのアメリカ批判について論評している。その通りだ、実行してくれということだ。だが、彼の方針ではできない、と天木さんは言う。《米国…

日常から政治をみる

日常生活から、政治、つまりは日本社会の全体につながることはなかなかない。それが市民社会というものなのだが、個々人は自己責任の個人に閉じこもっていて、せまい日常的なまわりとやりとりするのみ、国、社会というの経験されないのだ。ネット右翼の国や…

いやな予感

もし万が一、アメリカがイランに戦争をしかけ、日本がそれに協力せざるをえなくなるのなら、もう、どんなに日本に準備がないように見えても、日本に残された選択は革命[としか言いようのない変革]しかなくなるだろう。物価の上昇や、アジア情勢の変化や、…

「居場所」

居場所のない少年、人が居場所を求め、あるいは発見する物語を村上春樹は書く。 居場所のない青年が秋葉原ででっかいことをやらかす。 「居場所」ということは、まじめに考察するに値する問題だと思った。 僕もまた、「居場所」がない、とはっきり意識したの…

「ネット右翼」の混迷

コンビニで働く日本人がいなくて 困っている。アジア出身の人々との共存に反対する「ネット右翼」はコンビニで日本人が働こうとしないことについてどう考えているのか。それでよいというのなら、外国人を受け入れることは不可避である。国内に大量の非差別外…

わかりやすいことこの上なしの政治

最初、日本の政治がアメリカのゆうなりになっていると言われたとき、アメリカの要請との内容の一致は指摘されたが、たまたまでないと言うことは言えず、ありそうな仮説にすぎないものだった。その後、それはあれもそう、これもそうと、だんだん信頼性の増し…

文京区の鳩山一族の鳩山邦夫の言葉

「執行された方に対する侮辱だと思う」 それはあんたのその言葉とやったことの方だろうが。 死人はしゃべれないだろうとたかをくくってるんだろうが、そんなことはない。

関係としての私    

加藤さんがあれをやらかして以後、実は僕は自分が少し元気になったことを感じている。 道義的にどうとか、どのように考えるべきかという次元のこととは別である。 事実として僕の体がそうだと言っているのだ。 似たようなことは過去にもあった。 9.11の事…

最近の世相は

わかりやすくなったものだ。首斬りのための陰険ないやがらせ以外の何者でもない「つなぎ隠し」に腹をたてて、 今の社会で豊かさ享受しているほこ天族に天誅を加えようとした若者それに刺激されて警察に復讐にたちあがった日雇い賃労働者たちその連鎖をおどし…