2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

国家は死滅することもある

問答無用の強行採決がくり返される国会は、国権の最高機関として機能していない。 政府が強力で押し切っているばかりで、問題をきちんと議論しようという精神も、国民に説明をちゃんとしなければということもない。これは、野党ではなく、政府・与党のやり方…

利害の唯物論〜ネットにおける〜

菅井は、何度も表明しているように、哲学的に唯物論(実在論)の立場をとっている。 詳しくは教科書に当たってもらうとして、 その唯物論から導き出される見方の一つは、利害の唯物論である。 経済的決定論は、利害の唯物論の一部分である。 功利主義とまぜ…

板挟みの死

一人の大臣が首つり自殺をしたという。日本国はじまって以来のことだ。 詳細はまだ報じられていないが、その大臣が なんとか還元水とかの無駄使いの件で領収書を公開するのを拒み、 やめることも拒否しつづけていたこと、 アメリカから、脳萎縮症の汚染に充…

告知 アンケート送られる

反戦な家づくり という題でブログをやられている明月さんが、 「自民党と民主党候補者に改憲の賛否を問うアンケート」 を送付されたそうです。候補者一人一人に送るのだから大変な手間です。明月さん、ご苦労様です。 http://sensouhantai.blog25.fc2.com/bl…

九条原理派

参議院選挙は七月にある。もうすぐである。すでに終盤でいろんなことは決まりつつあるという声もある。だが、ここに来て、いくつか動きが出た。 それを九条原理派の登場と、改悪反対各派内の連携への動きと特徴づけたいと思う。 九条原理派とは、元外交官の…

告知

反戦な家づくり という題でブログをやられている明月さんが、 九条改憲について、自民・民主の参議院選挙候補に賛否の態度を質問するアンケートを企画されています。菅井良日記もブログとは言えない日記サイトですが、賛同ブログ募集に応募しました。明月さ…

ブログをみて

ブログを見て 時々読ませていただいているところで、眼を開かせられたこと、いくつか。灰色のベンチから 5月21日 最底辺の命の哲学 酔流亭日乗 色川大吉氏はいったそうだ。朝日新聞が九条改憲反対を言うのは評価する。だが、中国・朝鮮から観れば、日本の自…

5月17、18、19日の天木公式ブログの文章  http://www.amakiblog.com/

5/17 どうやら今の政治では憲法9条は守れない事がはっきりしたようだ 5/18 集団的自衛権をめぐる議論の結論はこれできまりだ 5/19 集団的自衛権をめぐる論議についてもう一言書いておく

ブッシュ政権は「史上最悪」=カーター元米大統領

5月20日15時0分配信 時事通信 【ワシントン20日時事】カーター元米大統領は、19日付のアーカンソー・デモクラット・ガゼット紙のインタビューで、ブッシュ政権が行ったイラク戦争を厳しく批判し、「世界中の国々に悪影響を与えたという点で、この政権は史上…

解釈改憲「やるべきでない」=集団的自衛権研究で自民・船田氏

5月20日15時1分配信 時事通信 自民党の船田元・前憲法審議会長は20日午前のテレビ朝日の番組で、安倍晋三首相が集団的自衛権の個別事例を研究する有識者懇談会を設置したことに関し、「憲法解釈の積み重ねがあり、それを一晩で変えてしまうのは政府としてや…

「首相に憲法変える権利ない」=社民・土井氏が痛烈批判

5月20日13時1分配信 時事通信 社民党の土井たか子前党首は20日、テレビ朝日の番組に出演し、安倍晋三首相が憲法改正を参院選の争点にすると表明していることについて「首相には憲法99条に(規定される)尊重・擁護の義務があり、変える権利はない」と痛烈に…

完全な一人などいないけれど

三人の人の発言のニュースと一つのブログから引用させていただく。アメリカ大統領ブッシュは、議会のイラク撤兵議決に拒否権を発動せざるを得なかった。それだけ追い込まれているということだ。アメリカでも命が動いている。 一人で完全な人などいないけれど…

アメリカは朝鮮預金の送金サボタージュを即刻やめよ

毎日新聞が アメリカによる凍結朝鮮預金の朝鮮への送金保証がうまくいっていないという アメリカ側の報道をのせていた。心配している。 朝鮮は、送金が行われたら核除去を始めるといっているのだから、 このままだと、朝鮮半島の非核化が止まってしまう。 日…

殺されないために殺すために

追いつめられると自殺したくなるものだ。そういう限界状況の人は日本にもたくさんいると思う。 なんとか、引き延ばしたり、ごまかしたりしながらやっている。だが、それが利かなくなる段階になったらどうするか。 その場合、自分を殺すことをやめて、他人を…

何と呼ぶべきなのか その2

<イラク特措法>自公両党の賛成多数で衆院通過 イラク復興支援特別措置法の期限を2年間延長する改正案が、15日午後の衆院本会議で自民、公明両党の賛成多数で可決され、参院に送付された。民主など野党4党は法案に反対した。参院では18日にも審議入り…

何と呼ぶべきなのか

国会で憲法改正のための国民投票法が通りました。 すでにいくたりもの強行採決強行審議によってこの法律はとうに法律としての資格を失っています。ごりおしばかりが存在しました。安倍晋三の好き勝手、国政に責任をもつということが何のことかわからなくなっ…

レーニンとスターリン

レーニンとスターリン トロツキーはレーニンとは独立に思考し、行動した革命家である。レーニンとの一致は、ロシア革命という事業を共にすることを通じて達成されたものだ。 それに対してスターリンはレーニンの弟子である。だから、スターリンの恐怖政治の…

檄文を読む 「靖国史観」 小島毅 

靖国史観 幕末維新という深淵 小島毅 ちくま新書 2007年4月刊靖国の創設を説いてわかりやすい。親切な註もあるし。パンフレット的かな。専門書も別に出しているようだし。ご本人は檄文といっている。これほど自分と同じ見解の本があるのかと驚いた。多分、こ…

「未完のレーニン」 白井聡

「未完のレーニン」 白井聡 講談社メチエ 2007年5月10日刊大変おもしろかった。レーニンについてのこういう本を待っていた。 一年以上前に書いた次の文章で期待していた本がついに現れた。http://d.hatena.ne.jp/nobtotte/20051007

パンフレットを読む 「普通の国になりましょう」 ダグラス・ラミス

『普通の国になりましょう』 ダグラス・ラミス 大月書店四月の新刊書だ。僕はある時期からむずかしい本が読みづらくなって、それ以来、良質のパンフレットに興味を持つようになった。 パンフレットの大事な点。文章が読みやすく、長くない。明確なストーリー…

度外視すれば(ノート)

ノート 思いついたことをメモ的に羅列しておく。といっても、本気である。 ひきこもり・不登校は、東京シューレなどの場や、だめ連などの場の存在と、ネットにようやく蓄積されはじめた彼らの存在を支援する言葉の結果、閉じこもり、社会の目に触れないので…

フランス大統領選挙

フランスで右派のサルコジが大統領、国家元首に選ばれた。自身ハンガリー系移民の子のサルコジが外国移民排斥のフランス白人中心の排外主義の政策を実行に移すことになるのだろうか。フランス愛国主義もまた、日本のように親米になるのだろうか。サルコジ支…

集団的自衛権なるもの

集団的自衛権は日本国憲法のどこにも書いてないから、日本にもあるのだとの主張があるが、前文の平和主義はそれを否定している。《日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正…

随想 追いつきしなに言われた言葉

道をあるいていたら、後ろから自転車の夫婦連れと思われる年配の二人がきて、男性の方が「危ないから歩道を歩いた方がいいよ」といって抜いていった。自転車も歩道か、車道のはしを走らなきゃいけないんじゃないんですか、と言い返すのはやめにした。彼らが…