板挟みの死

一人の大臣が首つり自殺をしたという。日本国はじまって以来のことだ。
詳細はまだ報じられていないが、その大臣が
なんとか還元水とかの無駄使いの件で領収書を公開するのを拒み、
やめることも拒否しつづけていたこと、
アメリカから、脳萎縮症の汚染に充分の根拠ある牛肉を全面的に解禁せよとの圧力にあい、とりあえずこれ以上はまだできないとは言っているものの、どこかの国際機関でアメリカ牛は問題は少ないという評価を出させられて(この機関の評価、問題ありの国は一カ国もないというのが変なのだが)
アメリカ従属の安倍内閣としては結局はそれを飲むことになるだろう当事者の大臣であることに気がついてみれば
これは、
昔からある板挟みの死以外の何者でもないのじゃないか。


白地に赤い丸やさざれ石の歌のことで自殺した学校長もそうだった。


領収書公開をかたくなに拒んだのは、ご本人の意志ではあるまい。
それが安倍内閣崩壊のきっかけになることをおそれての安倍首相の決定に決まっている。
アメリカのポチでも安倍のお仲間でも
ゆとりのある者とそうでない者がいる。
この大臣は貧乏くじをひいたのかもしれぬ。
もしかしたら、汚れ仕事(米汚染牛解禁)要員だったのかもしれない。
上の人はいい気なものである。奥さんにいわれて買った競馬であてたらしい。ついてるなんて思ってるんだろう。


法外な値段のミネラルウオーターを使うのが普通と思っている人にあまり同情する気にはなれない。
でも、思い切って、白状して、やめちまえば、死ななくてすんだかもしれないのに、と思ったりする。


まさか、野党があんまりいじめるからこんなことになるんだよなんていいそうなついてる人だったりするんじゃないでしょうね。