2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

沖縄の民衆の政治

すでに、議会レベルでの沖縄の意志は示されていたが、「県民大会」がひらかれ、 そこで、検定撤回と記述回復の決議が採択されたことに注目したい。 直接民主制により立法権を行使したということである。 現国家の法律上の取扱いがどうあれ、これは、ある特定…

米国にとって日本との関係が世界で最も重要なのは・・・

天木直人さんのブログに日経新聞の今日付けで、 日経新聞が招いたアメリカのアーミテージ氏の発言として 「・・・米国にとって日本との関係が世界でもっとも重要なのは、日本が世界第二の経済大国であるためなどではない。日本の人々が政府を通じて米軍基地…

雑感

ひぐらしの鳴く頃に のアニメが放送局の自主規制で急きょ中止になったそうだが 自主規制で急に最終回を中止とはいただけない。作品はマンガ版しか知らないのだが。小沢民主党は、先のシェーファー会談を受けて、インド洋における自衛艦による給油活動の実体…

本末転倒

対テロ作戦に「謝意」決議採択=ロシアが棄権−日本の内政優先と批判・国連安保理9月20日11時2分配信 時事通信 【ニューヨーク19日時事】国連安全保障理事会は19日、アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)の任務を1年間延長する決議案を賛成 14、…

はいったら豚丼が10円高くなっていた

物価が上がり出していないだろうか。ガソリンだけのことではない。 まだ、十円、二十円のことだからといって 気のせいではないように思う。 アメリカのテロとの戦争作戦への参加は、 具体的に日本にとって重荷になりはじめている。 ファーストフード店に年配…

風雲急

引用安倍首相、辞意を表明9月12日13時3分配信 産経新聞 安倍晋三首相は12日、首相官邸で自民党の大島理森国対委員長と会談し、「首相を辞めるので、代表質問はできない」と述べ、首相を辞任する考えを明らかにした。 大島氏は民主党の山岡賢次国対委員長に…

9.11

9.11アメリカ同時多発テロの約半年後、菅井はこんな文章を書いた。今になってみると、テロの背景についても、その後のアメリカによる残虐なテロ戦争についても、予想していない、素朴な文章である。だが、あの時、こういう感想を持った日本人もいたのだとい…

<安倍首相>与党内にも厳しい意見 給油活動の新法案

9月8日20時52分配信 毎日新聞 安倍晋三首相は同行記者団に給油活動継続に向け、新法案提出を検討していることを認めた。しかし、民主党の小沢一郎代表はすでに新法案に否定的な見解を示しているうえ、仮に新法案が成立しても自衛隊派遣に必要な「国会承認」…

国会開始を目前にして

私は60年安保闘争を実体験としては知らない。だが、国民的闘争 敗北の悔しさと理不尽への憤りは、先輩たちの話を通じて、また、当時のすぐれた真面目な映画、ドキュメンタリを通じて受け継いだ。 岸信介は私にとって、戦後日本に対する最大の極悪人である。…

わたしは誰のいる世界に住んでいるのだろうか

わたしは自問する。 わたしは誰のいる世界に住んでいるのだろうか。 わたしは何のない世界に生きているのだろうか。 わたしが生きているのは誰によっているのだろうか。 わたしが生きているのは何がないからだろうか。 わたしが生きているのは、わたしがいな…

絵に描いたような戦前回帰

中教審は絵に描いたような戦前回帰をたどっている。「大日本帝国」文化の復活ということだ。 「武道」の必修というが、それはすべて明治以降に体制化され、パターン化されたものにすぎない。 今日、体操、武術の人々の中で、うごきそのものの具体的な検討、…

戦前戦後変わらなかったもの

瀬島龍三が死んだそうだ。大本営陸軍参謀として太平洋戦争を中枢部で指揮、戦後も日本支配層の中枢にいた。大日本帝国と日本国の連続性を示す、戦前戦後を通じた日本支配層の代表的な人物である。彼の歩みは、日本の官僚の特性を典型的な形で現している。道…