2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

感謝

忘年会といった類のものには今年は縁がないものと思っていたが、ひょんなことから、あるお仲間たちの忘年会に入れていただいた。仲間というものはすばらしいものである。共同の目的をもち、人としてつながり、そして、仲間の共同性を再生産する実践をもって…

年の瀬に、死んだ者たちと

今から一時間半程前に、この地球上でサダムフセインがクビをつらされて殺された。サダムフセインは政治的誤りを犯したかもしれないが、人道に対する罪の内実ははたから見ても、あまり明らかにはならなかった。裁判中にフセイン側の弁護士はテロで殺されたり…

平和主義とネット右翼

この一年間で、ネットにおける平和勢力とネット右翼たちの力関係には大きな変化が生じた。まず、平和主義のサイトが、それもしっかりしたサイトが増えた。 1、2年前は、平和主義者は、ネット右翼たちの組織的な攻撃に一人で防戦をしなければならなかった。ネ…

歌の運命

digital ひえたろうさんの 〈今号の名言集〉はおもしろいページだ。きょうはこんなものを見ていた。歌、名曲の運命についてだ。《だが、ホントはそれらは有名になることで「オシマイ」になることではなく、それこそある種の「永久運動」であるはずなのだ。昔…

クリスマスのこと

日本では幕末から蘭学者によって、オランダ正月という祝宴が開かれたそうですが、そのもとになったのは、キリスト教禁令下でクリスマスを祝うことができない長崎出島のオランダ人たちが、日本の冬至祭に借りて日本人を招いて催した「オランダ冬至」というお…

そのまんま東氏談合擁護して叩かれる

そのまんま東氏が談合を擁護したというので、問題になっている。 確かに、公正に公開の価格競争でやるといっておいて、実は、うちわで落札する人を決めておくというのは、おかしなことである。それによって不当に高い落札価格になっていたらそれは問題だ。 …

いじめ助長を糾弾する

いじめ助長のCMに対する糾弾が自然発生的に生じている。 糾弾というものは公的にきちんとやられなければ、効果もないし、本来の姿をはずれるものである。ソフトバンクの対応を見ても明らかなように、今の形では、いいのがれられるのである。「いじめを意識し…

できるということ

あらゆることにおいて、できるようになるということが根底にある。 反逆、ということにおいてもそれは同じである。

無断リンク断想

他人のサイトにある画像へ直接リンクすることによって画像を表示することが悪いと認める人が、 他人のサイトに無許可で直接リンクすることを インターネットの技術の特質(ハイパーリンク)を理由にして自由であり、かまわないと主張することは矛盾している…

日本の使命

日本の経済は、勝ち組だけが潤っているにしてもたちなおっているという説と、回復というのは事実でないという説とあるが、 いずれにしても、さらにアメリカが戦争を引き起こせば、それへの経済的支援(自公内閣は、軍事支援もみえをはってやるであろうが中心…

空気とは

空気を読まないといけない とよく言われる。 空気とはなんだろうか。 ネットを見ていて、あるはてなブログにかなり明快な定義があったので、あ、そうなのかと、感心した。《まずそもそも「空気を読む」とはどういう行為なのか? それは、人々の複雑に絡み合…

いじめ自殺訴え

まず、問題なのは、いじめの連鎖の構造であって、それを変えることが問題なのであって、いじめ自殺を公的機関に訴えることの連鎖が問題なのではない。 いじめは今までもあったし、いじめによる自殺もあった。いじめへの抗議の遺書を残しての自殺さえ少ないが…

人は言葉によって人になる

人は言葉によって人となる。ある人間は、自分が自分でいるための言語行為を持っている。 話しかけや読み聞かせの大切さが、教育について語られるのは理由あってのことである。 もちろん、愛情、受容をともなったそうした言語行為にめぐまれないとしても、人…

日本の外交原理を問う

《拉致問題の前進が前提=対北「見返り」で−麻生外相 麻生太郎外相は17日午後、再開される6カ国協議に臨む政府の方針について、「核の問題が片付いたとしても、拉致の問題が片付いていない限りは日本に(見返りの経済的な)負担を求めないで下さい、というこ…

一つの思い

革命は一般には、反動階級による過剰な攻撃から始まるものである。教育基本法に改正教育基本法をとって変わらせた反動勢力の行動は十分それに値する。将来の歴史の本にはもちろん、「教育基本法」の精神に反対する勢力が、強力によって、「改正教育基本法」…

教育基本法廃止さる

改正教育基本基本法 が 自民党と公明党の賛成により、国会を通った。防衛庁の省昇格と同時にである。 この改正教育基本法にかかわる国民の意見をきくためのタウンミーティングがまったくのやらせであることが暴露された時点で、改正の要・不要を問うことから…

日本国家の立場

毎日新聞報道によれば、なんと、「日本国家がアメリカのイラク戦争を支持したことはない」のだそうだ。<久間防衛庁長官>イラク開戦支持「公式見解ではない」 久間防衛庁長官は7日の参院外交防衛委員会で、米軍のイラク開戦について「政府として支持すると…

生きている亡霊たち

今の日本国家の起源、明治維新薩長国家の大本にもどって、それでよかったのか問い直す潮流はしだいにネットの中でも、その姿をあらわしつつある。ネット強者であるネット右翼たちも、その批判を正面からとりあげないわけにはいかなくなっており、薩長の正統…

再び脳裏に浮かぶこと

菅井の、イラク侵略が始まった直後に書いた文章を再録する。某サイトにのせたものである。《脳裏に浮かぶこと 03年4月8日 アメリカのイラク侵攻はついにバクダッドに及んだ。今の時点で、本格的な市街戦にはいっていない。 歴史を振り返ると、いろんなことが…