2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

無理のできないということはよいことだ

無理のできないということはよいことだボクの実感から来ている。まず、夜起きていることができない。作業が複数あると、切り替えがにがてなため、集中がおちる。あるペースでしかものごとができない。どうやら、今のボクはそのようにできているというしかな…

できないことについて

「できないこと」考ー戦争の出来ない社会ー できないことは悪いことだ、というのは、能力社会・今の日本の常識だろう。能力のあるものがたくさんお金をかせぐ、いい暮らしをする、生きる資格がある、でなぜ悪い。能力がないものがやっていけないのはしかたが…

平和主義社会はなぜ生じるか

平和主義社会はなぜ生じるか。 ゲームの理論の信奉者たちが、平和主義者と好戦主義者からなる社会があると、平和主義者は淘汰されてしまうというモデルを提唱していた。現在の全ての平和主義をバカにする者たちの依拠しているのはこのモデルである。 日本が…

坂本龍馬 承前

坂本龍馬が生きていれば、薩長政権も、内戦もなかっただろう。 大政奉還後、京都では、土佐でさえ中立を守っており、最後まで、山内容堂は、薩長と徳川の戦いを私戦として、新政府が両者に停戦命令を出すようにと主張しつづけたからである。いわゆる錦の旗な…

坂本龍馬

坂本龍馬の暗殺 幕末の不幸は、坂本龍馬が一人しかいなかったことであり、その龍馬が変革を前に暗殺されてしまったことである。 坂本は、薩摩と土佐が協力するなら、内戦なしで新国家は進んでいけると信じていた。坂本はその線で、土佐強硬派の中岡をも説得…

尊王攘夷

尊王攘夷 尊王攘夷という言葉は、日本でつくられたものではない。中国の言葉である。春秋時代、周の王朝が衰退し、有力諸侯が合い争うようになるのだが、その時、諸侯たちが掲げたスローガンが「尊王攘夷」であった。 周王の権威をうやまい、外国の野蛮人を…

オランダ正月

オランダ正月 オランダ正月というものがある。幕末の蘭学者たちが、自分たちの西洋科学文明へのあこがれをこめて、ヨーロッパの暦での新年を祝ったこと、それがオランダ正月と言われる。何のことはない。今一般に行われている西欧暦のお正月のことである。 …