2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

敗北のジャーナリズムから革命のジャーナリズムへ

けしからんという言葉を除くと、支配階級のもくろんでいることと同じことしか見ない、同じ目線でしか現実をとらえられない、それを敗北のジャーナリズムと呼ぶ。たとえ、冷静に、帝国主義の非道の事実を示していても、である。帝国主義は、諸民向けの綺麗ご…

ブログの数だけ諸民は輝く その2

こんな感じの、若い人のブログが目についた。 《なに? 北朝鮮が、従軍慰安婦を強制連行したことに賠償しろって? 50年以上も前のことだろう。オレ生まれてないよ。侵略の事実を歴史として真摯に受け止める事は大事だけど、戦後50年もたった今になってなんで…

日本という名前

日本という名前について、太陽のもとだから、世界の中心というような意味なのかと今まで思っていました。あんまり言うと、中国、中ツ国というのと同じで、自己中みたいで恥ずかしい、というようにも思ったりしてたんですが、どうも勘違いだったようです。 日…

NHKつぶしに反対する

NHKを縮小、事実上解体してしまおう、という動きが政府にある。 まず、NHKは大きすぎて、民間のやる分をもっとふやさなければならないというのだそうだ。資本が、公共の部分にまではいって金儲けをさせろといっているのだ。公共財産は、民放や投資会社…

雑・三題

いくつかのことを羅列しておく。◎小泉総理が、終戦記念の日に靖国を参拝したことで、海外反応がいくつかニュースに載せられている。 中国、韓国、朝鮮の三国の批判的反応が一番大きいのは、日本が行なった侵略の被害の大きさから言って当然である。国家から…

今韓国に起きていること

韓国では、米軍の削減をめぐって、それに抵抗する勢力が声を揚げている。米韓の同盟を堅持するべきだという趣旨から、米軍にいてほしいということである。削減であって、撤退でないし、朝鮮戦争以来、韓国軍は独立の軍ではなく、アメリカの指揮下にあったの…

終戦記念の日

きょうは、終戦記念日である。 日本が明治維新以来、国是としていた富国強兵策、つまり周辺諸国の帝国主義的侵略を通して、列強と戦う力をつけて最後には打ち破るという政策を止めた記念すべき日である。 日本の戦争は、この日を限りとして終わったのである。…

日本国憲法 第九条

現在世界はイスラエルのレバノン侵略開始で、戦時中といってもいいほどの状況になってしまった。 ほしがりません、勝つまではの過去の話ではないかと思われるような、石油の高騰によるクーラー節約、サツマイモではないが農産物からとるアルコールでつくった…

小泉首相はなぜモンゴルを訪れたか

小泉総理はモンゴルを訪れたが、新聞報道を見るならば、これは単なる親善訪問ではない。 読売社説によれば、モンゴルには昨年あいついで、ブッシュもラムズフェルドも訪問し、アメリカとの軍事も含めた協力関係を打ち出したのだそうで、8月11日からはアメリ…

朝鮮国家の見解

朝鮮国家の公式な声、「ウリミンジョクキリ」というホームページがあり、日本語版ものっていることを知り、その記事をはじめて読んでみた。 「軍国主義こういんの愚かな妄想」という論説で、日本国家に対する批判である。(朝鮮語のわからない菅井には、「こ…

民族の心

はだかの王様は平和を願う心をおけがしになる気のようだ。 8月15日に小泉は、靖国神社を参拝するつもりだと語っている。一国の首相が、日本がアジア・太平洋戦争を起こしたことを肯定し、やったことを侵略ではないと主張し、その時の戦争責任者たちをまつっ…

現状追随を批判する必要

日本人の国民性には現状追随の傾向がきわめて強いという弱点がある。その時の主流に流されやすく、無批判である。しかもそうであることの自覚が弱い。 大日本帝国を支えた軍国官僚が、さしたる躊躇も、思い悩みもなく、戦後アメリカ追随になったのも同じであ…

国家のもつべきもの

日本の支配層のある部分は、明確に、アメリカべったりの小泉政権の方針では、日本の資本主義はやっていけない、と危機感をもち、動き始めたと書いたが、日経にのった安藤氏のコラムはそれをはっきりと示していると思う。小泉とその継承者に、批判をつのらせ…

新しいもの

ネットの何人かの論者が、「近く、極端な形での政治路線の揺り戻しがあるうる」と述べはじめた。著名な森田実氏、某左翼系サイトの中心的な論客のF氏など。もちろん、少数であり、断定的なものでもない。今の日本の政治状況、思想状況を見ると、それは妄想と…

ブッシュの内政干渉・他国破壊、ついにキューバへ

ブッシュの内政干渉・他国破壊はとどまることを知らず。 アフガン、イラク、イラン、朝鮮、今度はなんとキューバへ! ブッシュは、キューバ国民に対して、カストロ首相が病気で、権力を一時委譲したのを受けて、「米国はキューバ国民の民主化と自由に対する…

変化現わる

何人かの方がすでに発言していたことだが、日本の支配階級のかなりの部分は、小泉・安倍の靖国参拝方針、対米追随のアジアからの孤立路線では、日本資本主義さえも維持できなくすると、危機を感じているのだとかんがえざるを得なくなった。 それは、日経の昭…

懐かしい食堂

たまたま、用事で近くにきたので、昔よく行った食堂、キッチン××に久しぶりに入った。カウンター席七つばかりの小さな洋食屋で、陽気なおじさんとしっかり者のおばさんの夫婦でやっていた。味は最高というのではないかもしれないがおいしい。庶民的な味で、…

ひとりごと

古巣のあるサイトを久しぶりに訪れた。そこの管理者のおしらせページの一行にどきっとした。目をつむった。残念だろうなあ。そのことには百もいいたいことがある。だが、いろんなことにも気がつかされた。自分の文章を読み返して、当時の事情と気持ちがよみ…

やったぞ 毎日 

メディア界では、最近、昭和天皇の本心メモのスクープが話題を呼んでいるが、今度は日経に対抗して毎日が、テポドン2は、朝鮮の自国わずか数十キロ内に落ちたにすぎず、日本国が先頭に立って主張している、東アジアの安全にとっての脅威、などというものでは…

平和星地球号討論会

平和星地球号というブログが開催した討論会に始めて参加しました。 テーマは「不平等条約 日米安保を解消せよ」というので、菅井としては、かなり切実なテーマなので、気合を入れて取り組みました。 でも、終わり方がよくわからず、はじめは時間でぴしっと終…

ブログの数だけ諸民は輝く

ぎりぎりブログというか、やけくそブログというか、そういうブログがあるなと思う。そういうブログは嫌いじゃない。たとえば、アメリカ産牛肉輸入に反対するのは金持ちと利権団体のまわしものじゃ、おれたちは食べ物なんか選んでる余裕はないんだ。安いのが…

見られなかったのは残念だが

第二次世界大戦中、日本軍が大量破壊兵器研究・実行をしていた731部隊の特集番組で、TBSの楽屋裏が映り、たまたま置いてあった安倍晋三やヒューザーの社長の写真が映ってしまったのだそうだ。TBSは映ってしまったのは偶然で意図的なものではなかったが…

戦争は終わった。

イスラエルが現在パレスチナ自治区で行っていることは、「民族浄化」に他ならない。かつて彼らがナチスドイツによってされたことと同じことを、今度は自分たちが、バレスチナ人たちに対して繰り返しているのは、なぜなのだろうか。少し前には、ようやく、占…

今必要なこと

天皇の言葉一つで2チャネラー・ネット右翼は大混乱に陥っています。尊皇を真面目にとっていた連中は、天皇がそんなことをいうはずがない、この文書は偽造だ、と南京虐殺の写真とかにけちをつけた時のように、いろいろな疑問点?なるものを出して、自分たちを…