2011-01-01から1年間の記事一覧
今年は大変で、いそがしかった。 菅井がボケ病になっていることも理由かもしれない。 ちょっとだけひまをつくって、 廻るピングドラムを最後まで見た。このアニメはやはり、今年で一番だと思う。 若い世代が引き寄せられるように見ているのは、何かある。 終…
退去を迫られている大阪市労働組合連合会の事務所=大阪市北区の大阪市役所で2011年12月26日午後4時59分、原田啓之撮影 退去を迫られている大阪市労働組合連合会の事務所=大阪市北区の大阪市役所で2011年12月26日午後4時59分、原田啓…
橋下徹とその支持団体について判断するには この報道は重要だ。 記事末の識者のコメントがすべてだと思った。 脇田滋・龍谷大教授(労働法)の話 公務員であっても、組合の事務所を保証されるのは現行の日本の制度上、当然の権利。団結権の否定につながり、…
菅井には、ながらく代替思想への幻想があった。それは、本質的には、マルクス主義の代わりにニューエイジ思想がなるかもしれないというものだった。当時、マルクス主義にはいくつもの問題があった。唯物論を基礎にするとしながら、唯物論的、理性的な検討の…
2011年12月16日 19時35分 政府は16日、国民一人一人に番号を割り振って納税実績や医療などの情報を管理する「共通番号制度」に関する実務検討会を開き、来年の通常国会に提出する法案と、導入に向けた工程表の概要を決めた。2015年1月に共通番号の利…
国民総背番号制まで、これを機会に通そうということ。 支配層の支配を磐石にするため、 管理、監視をできるように。
大阪新市長のファシズム的性格に対する警戒の声はあるが、 野田総理のファシズム体質に対する警戒の声はまだあがっていない。野田の政治基盤はきわめてもろいように言う論者が多いが、PTT参加の独断以降のこの人物を見ていると、この人物と政権についてのそ…
ワールズエンド は 世界の果て(涯て)と訳されたり 世界の終り と訳されたりする。この二つは、日本語では 別の概念だからである。果て(涯て)は、空間的な概念であり、終りは 時間的概念だからということもあろう。寺山修司が「世界のはてまで連れてって…
11月29日、東京・永田町、「女は派遣を望んでいる? NO!」。国会近くでのぼりを立て、抗議する「オンナ・ハケンの乱」。派遣切りにあった女性らが、「派遣法を修理しろ〜」と替え歌でアピールした=11月29日、東京・永田町、仙波理撮影 勤労世代…
こんな記事を目にした。女性に貧困が集中しているのだ。 女性の社会的進出が進んで、男に頼ることなく生きられるような社会になってきたと思ったが、まだまだである。 そういえば、女性に対する偏見もむしろ強まっているように感じることも多い。
3.11を境に、日本人は真っ二つに分かれてしまった。それまでと同じように生きていけると思う人たちと、変わってしまった、もとへはもどれない、変革がどうしても必要だ、と思う人。これは原発事故が実質的に終息したと見る人と、今も続いていて止まらないと…
マルクス主義と人格の理論 リュシアン・セーヴ 四章からなっている。第一章が導入、第二章はマルクス主義の世界観の見地から人格理論はどういう位置づけができるか 第三章は人格理論の対象 第四章は人格理論の仮説まず第一章を読んだ。 執筆時の時代背景。社…
この日記で、似非科学批判を取り上げたことがある。 ホメオパシーという、医学における準、亜医学的理論への批判であった。それが理論であることを出て 日本でも、団体ができて活動し、影響力を持つようになっていた。批判は、それをカルトとして論難するも…
孤立した個人への退行が、基本的な状況である。 諸民の連帯とは、課題なのだ。 連帯に対する懐疑派にはとりあえずそう答える。だが、諸民は、共同で搾取を受けている。搾取とは、自然過程ではない。 力によるはぎとりである。攻撃を受けているのである。 そ…
オックスフォード大学のカレッジで吉永小百合が坂本龍一と原爆詩の朗読会をするということは、ラジオでご本人が今その準備で一生懸命ですと語るのを聞いていた。原爆詩の朗読をしてCDも出していることも知っていた。それの報道映像をようやく見ることができ…
大阪で、「維新の会」の府知事候補、市長候補が当選した。 代表の橋下弁護士が大阪府民、市民に支持されたということだ。維新の会がはじめて全国レベルで認知されたということになる。 菅井は、維新の会と橋下弁護士を、ファシズムにすすむ危険のある勢力だ…
読売新聞 11月27日(日)3時5分配信 政府・民主党は26日、国家公務員に労働基本権を付与する国家公務員制度改革関連法案について、今臨時国会での処理を断念し、国家公務員の給与を平均7・8%引き下げる国家公務員給与削減法案だけを今国会で先行処理する…
いやあ、ひどいなあ。
左翼の園良太さんが、自身も支えるメンバーになっている経産省前テントでの脱原発座り込みについて、書いている。それを読ませてもらった。経産省前テントでの座り込みがずっと続いている。 このことの意義は大変大きいと思う。 しかし、反原発運動している…
資本主義の言葉で、経済のすべてを説明することがはびこっていると感じる。以前から言われている言葉を言い換えたりされて、それに慣らされていると、今までの大切なところをこわされてしまう。きちんとした政府ができ、それが、国内で活動する全ての大企業…
2011年11月19日 懸案だった労働者派遣法改正案が大幅に修正され今国会で成立する可能性が強まった。社会問題化した“派遣切り”再現を防ぐ規制策が骨抜きになりかねない。労働者保護の原点に立ち戻るべきだ。 二年前の政権交代を機に民主、社民、国民新三党の…
派遣は今、賃金コストを下げるための手段、首切り簡単にできるための手段に成り下がっている。 本来は流動化した社会における雇傭のスムーズな調整の一手段であるはずなのに。 本来優れた労働力として会社が確保しておくべき人材までリストラして、アマチュ…
巨人軍には全く興味はない。日ハムのファンですから。 だが、このたびの巨人軍清武代表の渡辺批判に対する 問答無用のクビは、おかしい。どちらが正しいかには興味はない。ただ、彼の批判の内容や方法に問題があるとしても、いきなりクビとかありうるだろう…
日本の世直しが どうしても必要になったのは原発事故のせいです これがなければ あるいはアメリカのように最悪の事態にも準備ができていて もっとしっかりした対応だったら、 PTTがあっても消費税の値上げをしても、ヘノコ移転を強硬しても、 なんとか庶民を…
またしてもごまかしだ。国民にぼやかしといて、勝手にやる。野田は、アリバイ的に一日だけ国会でTPP参加について審議をした。 その場面を一部見たが、反対意見は強く、参加見解は説得的なものではなかった。野田は参加を主張せず、よく考えるといっていた。…
バラードの「殺す」が創元文庫から出ていたので、 久しぶりに読んだ。とはいえ、この本は1988年に 書かれたものだ。初訳のようだ。 バラードはニューウェーブのSFとして紹介された 頃よく読んだが、この本が書かれた頃には離れて いた。 郊外都市の大量殺人…
TPPで、農業や食料生産がどういうものの支配になることになるのか、よくわかる実例だ。 投資家がもうかる品目のみを買い、もうからないと見ると売りさばいてしまうということだ。 千年近くもかけてつくりあげてきた土地、里は、まともな管理がされなくなって…
混合診療問題について明らかになっているように、 国民健康保険制度のような、 一国の基本的な社会のシステムに関わるものが 日本国民の意志によってではなく、 外国の圧力によって決まってしまうこと、これが 今問題になっているTPPの最大の問題だと思う。 …
1917年11月7日(ロシア暦10月25日) 十月革命記念日 約百年にわたる闘争の末、ついに世界にさきがけて革命をなしとげたロシアの民衆と、そのために何世代にもわたって働いた多くのすぐれた革命家たちにたいして尊敬の念を表明します。 そのつくりあげたソビ…
ももいろクローバーの新曲 労働讃歌聞いてみた。賛否両論のようだが、というか、否が多めかな。 評論家たちもなんだかそんな感じ。歌詞を解読している某サイトで 歌詞を読んでみた。気持ちが動いたこれって、まっとうな言葉だなそういう資格がある自分でもな…