ミカるんクロス ピングドラム

今年は大変で、いそがしかった。
菅井がボケ病になっていることも理由かもしれない。
ちょっとだけひまをつくって、
廻るピングドラムを最後まで見た。

このアニメはやはり、今年で一番だと思う。
若い世代が引き寄せられるように見ているのは、何かある。
終りの結末も、わからないという声はあっても、批難はあまりないようだ。

それどころか、ネットの中には、わかったと思う人の解説がちゃんとあって、それはそれで納得されている。

菅井は、大人が言うと受け入れられなかったことどもが、若い世代にすっと入った一瞬のような感じがある。


マンガでは、チャンピオンレッド連載が終了した、
ミカるんX が一番だ。
ゆり+SFの作品だが、壮大なスケールでありながら、
今までのその種のたくさんのSFマンガの更に先をいったものだ。
田中ユタカさんの「愛人」以上のものはないと思っていたが、こういう「先」もあったか、という驚きだ。
演劇的な感じもあり、またひとつのオンリーワンを
発見した。


ピングドラムもミカるんXも、長く語られる作品だと思う。