久しぶりに

灰色のベンチさんいつのまにか、人気ブログランキング上位に上がっていた。気がつかなかった私がうかつだった。
ネットには、平和主義、反・排外主義の人のブログも増えて、むしろ、アメリカが外交方針を変え、経済危機になってしまった今ではますます増えるだろう。だが、なぜか、政治ブログランキングの上位は、視野のせまい、同じ主義ばかりくりかえして言うネット系右翼、保守が多いのは不思議だ。天木さんと灰色ペンチ氏は応援している。主義が近いこともあるが、なにより新しいことを知らせてくれるからだ。村野瀬さんもためになるが、しっかりしているので応援しなくても大丈夫だと思える。いろんなことを通じて、平和主義や左翼の本当の見方が知られることはよいことだな、と思う。
小泉さんのころと違って、意にそわないできごとも多くなっただろう「ネット右翼」とその支持者の人びともいろいろなことを自分の頭で考えるようにならざるを得ないだろう。

菅井は自分の書いているものを日記と規定、自分で考えるための道具とみて、社会的な発信や目的をもったブログではないと理解しているのだが、それは、菅井が、言葉にしてみないと思考できない人種だからである。世の中には、頭の中で考えることができる人が多いのだろうが、菅井は、それができない。しゃべることは考えることの人なのだ。思っていることとしゃべっていることを分けて、内心の思っていることで、言葉に出すことをコントロールできる人が多いみたいだが、菅井にはそれができない。いきおい、しゃべって考える、文章にして考えるということになる。言葉をコミュニケーションの道具として使うことは不得手。うまれついての欠陥人間、障害者なのである。
言葉は音声にならなければならない、文字もまた、人の目に触れるものにならなければならない。でないと、自分で聞き、自分で見ることもできないのだ。菅井みたいな人が世の中にどのくらいいるものなのか、わからない。だが、菅井は小さい頃から、なんで他の人は自分と同じように考えないのかと、不思議に思いつづけていたのだ。