アメリカは沖縄基地から撤退したい?

10.10

 鳩山、小沢が民主党をリードしていたときには、彼等を応援し、尻をたたく側が報じていたアメリカ側にある沖縄基地縮小方針を、アメリカさんいてください、という屈従外交に転じた新政権ができたのに安心したか、いままではそのことをおくびにも出さなかったサンケイが報じるようになっている。


 菅は臆病者だから、「アメリカが沖縄から引いちゃったら、どうするんですか。中国や朝鮮のことがあるから大変じゃないですか」といえば脅しになるとみて、隠す必要がなくなったのだ。
たくさんお金を増やしても沖縄に米軍いてもらいましょう、といわせる魂胆だ。自衛隊をふやせればそれもよい。


小沢を裁判闘争にくくりつけておけば、民主党は手玉にとれる。
小沢民主の次に、沖縄をおさえこめばよいが、それには、米軍基地反対の運動をする人間をテロリスト扱いして孤立させればいい。ある沖縄の米軍基地反対派の当選した市議会議員がなざしで、過去のことがクローズアップされているが、これがフレームアップと言うものである。

陰謀論と言うと、うさんくさいイメージがあったが、今や、鳩山のことといい、小沢起訴といい、今度のことといい、マスメディアの陰謀論で説明するしかないできごとがつづいている。

この時期に日本の側からしかけた尖角列島での漁船衝突と日本国内法での逮捕。これも中国を敵国とみなさせて、米軍にまもってもらわないと大変だという流れをつくろうという、日米の謀略にしか見えない。


わかりやすい日本になったものだ。


以下、サンケイの記事4つを引用する