体調不良

5月はじめからはっきりした体調不良がはじまり、ひと月以上つづいている。
風邪様、下痢、咳、だるさ、熱など。
最初は、まわりの人がつぎつぎ風邪様になっていたので、風邪が移ったのだとおもっていたのだが、仕事が一段落した20日くらいから悪くなった。まだ、完全になおらない。ちょっとムリすると、ぶりかえす。だるく、元気がない。今までとちがうのは、すぐ下痢するばかりでなく、おなかがふくらんでいて、違和感がつづいていることだ。
風邪がきっかけというのは本当なのかもしれないが、
これは、2011年の東北大地震原発事故以来、四度目の不調だと思える。直後。一ヶ月くらいつづいて、なおってからも、集中力がなくなり、エネルギーが落ちた感じがした。そして、それから、1年おきくらいに、同様な症状がおこっては、明らかにそれ以前より、集中力が落ち、エネルギーががくっと下がった。仕事が前よりできなくなった。本が読めなくなった。去年くらいからは、比較的読めていたマンガも、読む気力が落ちた。
これは、肥田瞬太郎氏のいう、原爆ぶらぶら病という症状そのままだとと自分で感じる。

肥田氏によれば、

一番マークしなければならない症状は、「非常にだるい」「仕事ができない」「家事ができない」という、原爆症の中で一番つらかった『ぶらぶら病』だ。

という。

原因の分からない後遺症。治療法は分からない。命が危険になる病気ではない。周期的にくる。大部分はその人特有の現れ方をする。ぜんそく発作のように、始まると4,5日止まらないとか、何週間、何ヶ月も続くとか、その出方も症状もみんな違う。

医者にかかって検査をしても、原因がはっきりわからず、精神的なものだとされてしまうのが現状だ。

原爆の時の経験に照らせば、白血病は五年目からふえる、というから、これからだ。甲状腺ガンなどのガンもこれからだ。

ただ、いたるところで、咳をしている人を見るのだが、これが普通の風邪の流行なのだろうか、という気はする。東京でそうだとして、東北は、関西は、四国はどうなのだろうか。