情けない安倍総理の顔が映っていた

六カ国協議に進展が見られ、メディアはその情報を流している。
大きな変化が起こった。


それは、整形手術でもしたんじゃないかと思うほど、別人のような顔になってしまった安倍日本国家総理大臣の弱々しい弁解インタビューを見ても明らかである。
日本はアメリカにメンツまるつぶれにされたのである。
あるいは、切り捨てられたのである。


合意と、拉致に対する経済制裁は矛盾しないなどと、安倍氏が言っても、それはとりつくろいの一時のがれである。


朝鮮に経済援助があるということは、アメリカ帝国主義からいえば、それはビジネスチャンスなのであり、日本がそれに加わらないということは、朝鮮にたいする経済進出に日本が出遅れたということなのである。現に、ずっと行われていた日本と朝鮮の貿易額はこの間の経済制裁決定でゼロに近くなっている。


中国や韓国やアメリカやにしてやられたと言いたいのではない。日本も経済制裁をやめて、経済援助に加わって、のりおくれないようにせよ、と言いたいのでもない。
素朴で純真なネットウヨク氏たちは、そろそろ目ざめるべき時である。
日本の真の国益アメリカの後をついていこうとすることなどにはないのだよ。


人は自分がよくわからないものに嫌悪や恐怖を反感を感じる。それがたまたま、中国や韓国や朝鮮であることはありうることである。だが、幼い少年には嫌悪や怖れの対象である異性の性器や陰毛も、慣れ親しめば、当たり前のように、自然で、大切でありがたいところになるものである。


60年以前、日本人は、天皇陛下のために生き、死に、戦った。生きて虜囚の恥ずかしめを受けるな、と言われたことを信じて。だが、天皇陛下は、自ら率先して虜囚となってしまわれた。そんなバカな、と思っても、そうだった。その天皇陛下がなぜかいつのまにか、自分だけ免責されてしまっていたわけだ。


日本人は60年前、天皇に裏切られたように、今また、アメリカにも裏切られたのである。中国や韓国が嫌悪の対象であったとすれば、天皇アメリカは神であり、崇拝の対象である。それが証拠に、日本の若者は、せっせとアメリカ白人に似せて金髪に染めている。「金」という言葉はあまりにもおそれおおいので、「茶髪」と称しているけれど。60年以前、天皇教の狂信が日本をおおっていたのだが、その後はアメリカ教の狂信がおおってきた。アメリカはまちがわない、アメリカについていけばよいのだ、イラクにいいがかりをつけて侵略したのだって、正しいのだ。・・・

さて、ネットウヨクの人々は、そろそろ現実を直視するべき時ではないだろうか。