回答まとめ

合計16名の予定候補のかたから返信をいただき、うち1名は回なし、1名は記名なし、という結果だった。

また、15の回答のうち 9条の改変に
 「反対する」 13
 「反対しない」 2

政党では、有効回答はすべて民主党。連絡だけで回答なしの1件が自民党
なお、両党共に、連絡先不明とか、送信できない、などで送付できなかったケースが数名いたことを、付言しておく。

以下、回答内容を転記するので、ぜひ有効に活用していただきたい。


なお、この質問状の趣旨は、「改憲に反対する候補者に、一人でも多く国会に行ってもらいたい。」ということに尽きる。

民主党の分裂を促進させたり、回答のない候補者を「改憲派」と決めつけたりすることは、趣旨に反するばかりでなく、間違った行為であると私は考える。特に、無回答の方が改憲派であるという根拠は何もない。これはデマになるので、厳に慎んでいただきたい。

失礼ながら、共産党系の方々には、そのあたり充分注意していただきたい。

そうでないと、実施にあたって多くの方が抱いた危惧が、そのまま実現してしまい、「そら見ろ。明月はやっぱりアホや。」と言われることになるだろう。

私が言われるのは、別にかまわないが、この参議院選挙で、改憲に反対する勢力は、何党に限らず、他の主張はとりあえず忘れて、一人でも多く当選してもらいたい。
これと関係ないようなことに、この回答を利用しないように、重ねてお願いしておきたい。

この参議院選に、9条の命運、すなわち、私たちの今後数十年の命運がかかっている。

(順番は、回答いただいた時間順)


■皆吉 いなお (民主党 鹿児島) 
nao@minayoshi-aozora.com
http://minayoshi-aozora.com/

質問1  改変に反対する

質問2  世界に類のない憲法9条である。戦争する軍隊が行きつく先は戦争でしまない。
戦争には勝者もない敗者もいないことを過去の戦争、今の大儀なきイラク戦争から知るべきである。
世界の指導者に向かっていまこそ、武力を持たない日本を声高らかに主張すべきである。
人間の力を、心を信ずるべきではないだろうか。
私たちの子供や子々孫々に誇るべきものは、これしかないのではないか。

(※当初、長崎と間違えて記述しました。鹿児島選挙区です。お詫びして訂正します。明月)


■はた ともこ (民主党 比例区
h.tomoko@fine.ocn.ne.jp
http://www.hatatomoko.org/
http://blog.goo.ne.jp/hatatomoko1966826/

質問1  改変に反対する

質問2 私の第一の政策は、憲法9条の本質(集団的自衛権の行使を認めない)を守るということです。
このことを文章で表現するには、現在の9条のままでなければならないと思います。
その上で、個別的自衛権や集団的安全保障について、「安全保障基本法」を制定すべきだと思います。


■大島 九州男 (民主党 比例区
kyuchan@oregano.ocn.ne.jp
http://kusuo-o.net/
http://blog.goo.ne.jp/q0611

質問1 改変に反対する

質問2  交戦権を認めないという9条の基本的理念を根本から変えて、日本が戦争の出来る国に変える憲法になることに、反対をします。
尊い人命を犠牲に手に入れる事のできた現憲法は、戦争に行ったことの無い、またその恐怖を体験した事の無い人間が、軽々しく変える物でないと思います。
もし変える議決をする人は、自衛軍の最前線に自分が立ち、その後にその人達の親族、そして、その後に自衛軍が立ち、戦場に自分が立つ前提で、議決していただきたいと思います。


■とくら たかこ (民主党 山口)
FAX 0834-32-6072
http://www.tokuratakako.jp/
http://ttokura.exblog.jp/

質問1  改変に反対する

質問2


■高竹 和明 (民主党 比例)
takatake@takatake.com
http://www.takatake.com

質問1  改変に賛成する。

質問2  まず、第一義に私は日本国民が自分たちで考え、自分たちで作る自主憲法が必要だと考えます。
憲法を議論することでこの国の行く先を見出せると考えます。
9条に関しては
1.日本国民は自分の国は自分で守るという姿勢が大事。
2.戦争をしないということはルールで決めるものではなく、教育や精神が大事で、もっとも大事なのは
  政治だと考える。これをいうと「昔に戻る」と言う人がいると思うが、そうさせないのも教育や政治です。
  戦争放棄の理念を憲法の前文などに入れることは賛成ですが、ルールで決めるとそこで思考停止してしまうだけです。
3.日本から世界平和をリードしていく方法はもっと他にあるはずです。


■水戸 まさし (民主 神奈川)
FAX 045-866-3107
http://www.ki.rim.or.jp/~kickoff/

質問1  改変に反対する

質問2  日本の誇りであり、国民の願いである平和の精神を守るためには、改正は必要ない


■氏名不明

質問1  改変に反対する

質問2  いまだ世界各国で内戦が続いていますが、犠牲になるのは罪のない子どもや住民です。
戦争は悲惨です。二度と過ちを犯してはいけないと思います。


■山崎 まや (民主 比例区
FAX 03-5155-2531
http://maya-net.jp/

質問1  改変に反対する

質問2  9条の改変は、戦後60余年、非戦の姿勢を貫いてきた日本の平和国家を目指す方向性を逆行させるものである。
国際社会の中で、唯一の被爆国である日本だからこそ、憲法9条は堅持しなければならない。
子どもたちを戦争にはおくらない。


■小川 勝也 (民主 北海道)
info@ogawa-k.net
http://www.ogawa-k.net/

質問1  改変に反対する

質問2   まず、国民的な論議を欠いた憲法改正論議です。
憲法は理念であると共に、国民の権利を保護し、政府の権力を規制するもの。
政府は憲法を遵守する義務があります。
政府からの提案には、国民の同意や理解を得たものとはいえず、反対です。
また、9条の理念を生かして行くべきと思います。
二次大戦後への反省に立ち日本の戦後外交は憲法の理念を堅持してきました。
今後も外交の基本とし、国是としての平和主義を掲げるべきです。


■牧山 ひろえ (民主 神奈川)
FAX 045-226-2393
http://www.makiyama-hiroe.jp/

質問1  改変に反対する

質問2  武力の行使では平和維持はできない


■米長 はるのぶ (民主 山梨)
info@harunobu.net
http://www.harunobu.net/

質問1  改変に反対する

質問2  フジテレビ記者として、世界の紛争地域から(イラクアフガニスタンイスラエル他)映像を日本へ中継する中で、「戦争」の悲惨さをこの目で見て来た。
「戦争は政治が引き起こす」の思いを持っている。
9条を戦争につながり得る方向で変えられる恐れがあり反対。
自衛隊の海外活動は認めない。
集団的自衛権は行使すべきでない。


■かがや 健 (民主 千葉)
FAX 043-285-2271
http://www.kagaya-ken.com/

質問1  改変に反対する

質問2  1.戦前回帰的発想の強い「自主憲法」制定を掲げる自民党の政権、もしくは自民党中心の政権下での改憲に反対である。
2.「9条」は、第二次大戦への反省と、日本人の戦争体験から、圧倒的多数の日本国民に支持されていると考える。


■ひめい ゆみこ (民主 岡山)
himei@mbs.ocn.ne.jp
http://himei.jp/

質問1  改変に反対する

質問2  世界に冠たる平和憲法の条文であるから


■三輪 のぶあき (民主 比例区
FAX 052-896-1430
http://www.miwa-n.jp/

質問1  改変に反対しない

質問2  解釈拡大で憲法を使うのはよくない


■塚田 一郎 (自民党 新潟)
t-ichiro@au.wakwak.com
http://www.t-ichiro.net/

貴重な問題提起としてありがたく受け止めさせていただきます。しかしながら、この場で具体的な回答ができない失礼をお許し下さい。今後、より良い日本となります様、貴会のご活躍をご期待申し上げます。私もご質問内容について真剣に向き合って参ります。


■大河原 まさこ (民主 東京)
info-om@ookawaramasako.com
http://www.ookawaramasako.com/

質問1  改変に反対する

質問2  憲法議論でたえず焦点となってきた9条について、自衛権の名のもとでの戦争や、国連決議によらない海外での武力行使を認めるような改憲には強く反対します。
しかし、いくら9条の文言だけを墨守してみても、時々の内閣の都合による解釈変更などによって憲法の条文と実態との乖離が著しくなっているのも事実です。
政府が行う自衛権の行使や国際協力などについて国民がきちんとした歯止めを設けていくという観点が必要です。

(回答以上)