雑感

天木さんのブログが
政治ランキングで10位以内にもどってきた。
参議院選挙前のポジションに復したといえる。
不思議だったのは、ネットウヨク政党・新風の顔
平成の西郷隆盛とも言われている瀬戸氏は同じく
ブログを停止していたのに、その順位は微動だに
しなかったのに、天木氏はブログに文章を書かなくなるや、
少しずつ順位が下がり、一時は25位くらいまでおちた。
それがブログ再開したとたんに少しずつあがり、もとへ
もどった。
よくわからないが、ブログの更新がないということが
はっきりしているブログの順位は、天木さんのように下がる
のがあたリまえのように思う。
ブログのつくりの問題なのか、ファンの性格の問題なのか、それとも、・・・
不思議だった。


天木さんもブログ再開最初のエントリーで書いているが、
当面、テロ特措法の延長に、民主党としてどういう態度をとるかが 
民主党の「護憲能力」「対米独立能力」をはかる試金石となる。

自民党側の主張の一つのパターンは「たむたむの自民党VS民主党」8/3にある。
イラクのためではとても反論できないが、アフガニスタンのためには
自衛隊を出せなくなるのはまずいという点にしぼっている。こちらはまちがった戦争、主権の侵犯などという疑念もなく、正当な国際活動であり、たくさんの国が参加している。
日本の給油は、そのうちのいくつかの国の活動に不可欠である。

田村氏の言の裏から、きこえてくることは、日本が中東から手をひくことは、米軍のイラク派兵の継続を困難にするばかりでなく、アフガニスタンの安定(アメリカの傀儡政権による)も不可能にするということだ。日本が外交政策を自立平和へと転換することは、世界をそんなにも変えるのだろうか。テロ特措法延長を説得するために誇大にいっていると見るべきなのだろうが、そうであるかもしれない。

思えば、アフガニスタン侵攻だって、イラクと同断の主権侵害の侵略だった。うまくいったとされていた傀儡政権の樹立による支配、安定は、田村氏の書いていることを信じれば、まったくうまくいっていない。いまだにアフガニスタンはアラブの原理主義テロリストの巣窟なのだそうである。タリバンとの戦争継続中なのである。戦闘地域への自衛隊派遣はないと国会での答弁だが、実情は真っ黒である。
いったんは必要ないと、アメリカ政府との接触を拒んだ小沢民主党党首は、会うことにしたのだそうだ。ぜひ、特措法延長の不要をアメリカに説いて、がんばってもらいたい。そういう風をバックにしての参院選大勝利だったのだから。


自民党安倍やめないは波紋を呼んでいる。民主党が正しく行動できれば、そして、自失点を計上しなければ、解散総選挙に追い込むみこみはある。岸作戦(目的を達してから「責任」をとって辞任 特措法の延長くらいでは小さい。やはり、集団的安全保障の合憲化が花道)よりは、大日本帝国の崩壊作戦(あれこれ降伏をしぶっているうちに、ますます犠牲は増えて原爆投下まで。)になっている気がする。
二大政党時代が来るとして、自民党は小泉氏によってすでに破壊されてしまった。人材もいない。その片方として生き残らせないことが必要である。