ヒロシマにはまだ行けないけれど

ヒロシマにはまだ行けないけれど、
朝の黙祷には参加した。


一瞬にして失われてしまった幻の猿楽町、細工町、
モダンな展望台をもって催し物や、寄席などもやっていたという産業奨励館の
丸屋根。その庭や道で遊ぶ子供たち。にぎわいのある、やさしさのあった町。
それは永遠に失われてしまったが、今も平和を求める日本人の心の中で動き、生活を続けているのだ。


核兵器の非人道性を学び広げる責任と廃絶への努力の義務を政府にせまる
ヒロシマ市長の平和宣言は、今の日本でもっとも高い政治である。
強いとみれば、独断専行、弱いと感じれば、あれこれ懐柔に出てくる安倍中央政府の低い政治にはとうに
見失われてあとかたもないものである。