人質事件、韓国政府とタリバンが初の直接交渉

8月11日12時13分配信 読売新聞

 【カブール=佐藤昌宏】アフガニスタンで旧支配勢力タリバンが韓国人23人を誘拐、2人を殺害した事件で、韓国政府は10日、南部ガズニ州の州都ガズニで、タリバンと初めて対面での直接交渉を行った。

 AP通信によると、交渉はガズニのアフガン赤新月社事務所で行われ、韓国側が4人、タリバン側は幹部2人が出席した。アフガン政府関係者は加わらず、同社などの職員4人が立ち会ったという。

 交渉時間や内容は明らかになっていないが、タリバンの報道官はAFP通信に対し、「収監中のタリバン兵釈放の要求は変えない」とする一方、「交渉が続く限り、人質は安全だ」と語った。

 タリバンは当初、対面交渉をガズニ州内のタリバン支配地域で実施することを求めていた。これに対して、韓国側は、新たな人質を出すことを恐れ、難色を示していた。赤新月社事務所は、アフガン政府の支配地域にあり、政府がタリバン側に書面で身の安全を保証した模様だ。
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国が違い、いろいろと違うこともあるのだろうが、日本の小泉政府とは全く違っている。国民が信頼し忠誠をささげるのはどちらの政府か