郵政「資本家営化」の結果は

「民営化」なるものが始まった。
だけど、民の一人である私は、いっこうに経営に参加するようになったわけではない。
なぜ「資本家営化」と本当の名前で呼ばないのか。

まず最初に現れた現象は、値上げもさることながら、
公共的なものだからといって協力していたところが
金儲け企業のためでは協力できないということで手をひいたことだ。
それで郵便局が1日で68閉鎖になった。まだまだつづくだろう。
東京にいれば、郵便局はたくさんあるが、地方では一つ一つがかけがえがない。
今までの「委託」は協力だったが、今後の「委託」は下請けになるわけで性格が変わる。
同じようにみつけることはできない。

 城内みのるさんが、きのうのブログでわかりやすく述べている。

「民営化したら、料金や手数料を安くする、サービスを良くするなどということを決めるのは、あくまで、経営者か株主であって、一般庶民は口出しできない。仮に公社のままであれば、国会を通じて料金や手数料をあげないようにすることができる。公社において民の効率主義と公の公共性をめりはりつけて発展させればもっと良かったのに。
 目先の利益にとらわれる者は早晩破綻するであろう。」