岩国、そして夕張  

投票率 76.26%
前回は65.09% 当日有権者は12万1717人。
結果
 当47081 福田良彦=無新
  45299 井原勝介=無前

岩国だが、井原候補は1782票の僅差で勝てなかった。
最近の選挙ではめずらしいほどの投票率だった
この投票率は、お祭り気分での盛り上がりではあるまい。
動員票だからだけでもあるまい。
選挙についての関心が高かったのだ。 
前回より10%も増えているそうだ。
本当に僅差である。
メディアが僅差と書いていても、実際にはあっというまに、勝敗がついてしまうこともあるのだが、
今回は文字通りの僅差だった。
中央政府による不正義の兵糧攻めと、なりふりかまわぬ宣伝にもかかわらず、井原候補を支持された45299人の岩国の方に敬意を表します。
全国の、アメとムチで分断されひきさかれる中、まっとうで皆がくらせる世を求めているわれわれとあなた方はつながっています。同様に国策に従い援助漬けで膨大な赤字をつくらされ、切り捨てられて苦闘している夕張の人々とも。 
しかたないと福田候補を支持された方には、福田氏のこれからの行動、中央政府のこれからの行動をよく見て今回の選択が正しかったのか、考えていただきたいと思う。


 《福田氏は記者団に、「騒音治安問題について市民の立場で具体的に国と交渉していきたい。決して国の言いなりになるつもりはない」と述べた。》 
 《福田氏が福田首相と同じ町村派に所属し、国と市のパイプが太くなることも移転問題には好影響となりそうだ。
 安倍晋三前首相ら山口県選出国会議員は1月中旬、党本部に集まり、艦載機移転問題を争点にしないため、国会議員は表に出ない方針を確認。あわせて水面下で地元財界への強力な働きかけを続け、告示前圧倒的に優勢だった井原陣営の切り崩しに成功したようだ。》(サンケイ)


 いちばん問題になっていること(艦載機移転問題)を争点にしようとせず、討論にも応ぜず、説明もせず、自民党や安倍を隠して市民党なんていって選挙をやったことは福田氏の嘘であり、刺である。当選した福田氏はこのうそとごまかしをいつまでつづけていけるだろうか?