2008年4月21日 東京新聞 夕刊
【アスンシオン=共同】任期満了に伴う南米パラグアイの大統領選が二十日投開票され、野党、中道左派系連合を率い「変革」を掲げたカトリック元司教のフェルナンド・ルゴ候補(56)が当選した。
ルゴ氏は同日夜、記者会見し「長年この国になかった民主主義への道を祝おう」と述べた。現在、世界最長とされる約六十年間の与党コロラド党の政権支配が終わり、軍事独裁や政変が続いた同国で、選挙による政権交代がようやく実現する。
中央選管によると、開票率92%の時点でルゴ氏は得票率で40・82%を獲得し、コロラド党の女性候補、ブランカ・オベラル前教育・文化相(50)に約10ポイントの大差をつけた。》
うらやましい限りである。ルゴ氏は解放の神学の立場の方。