戦争を繰り返さぬ誓い

真珠湾攻撃、開戦した日が、64年前の今日だ。中国で事実上の戦争を遂行していた大日本帝国だが、この日アメリカイギリスに宣戦するまでは、こぜりあいだ、事変だと嘘をついていた。
こんな日には
学校でも、メディアでもこの前の戦争がなぜ起きて、日本が消滅寸前にまでいったことを振り返り、二度と戦争がおこらないよう祈り、誓いをあらたにするべきだ。だが、歴史を失い、自己責任ということで、いかに少しでも自分を高く賃労働者として売り込むか、残りを孤立した個人の趣味の自己消費に打ち込むエゴイストとしての生活に押し込められている我々は街頭の共産党の演説で、はっとしたりすることがあるくらいのものである。
その共産党の演説も正しいことをいうのだが、最後は
「みんなでがんばりましょう」としめくくる。これだと、みんなががんばればわたしたち政治家もがんばりますって言っているみたいで、みんなが立ち上がらなかったらできなくてもしょうがないって言っているようなと思った。