政府の基地移設についての新方針を支持する

政府は
「新たな移設先を検討することで合意する方向」
を決定し、アメリカ政府に通知するとのこと。

菅井は、現時点でのこの決定を支持したいと思う。政権は新しいことを実現する力量があるかないかを
この問題で試されることになるし、われわれも、自民党政権下で失われていた
政権担当能力」(自主的判断、実行の力)が政治機構に復活することをよしとし、支持するべきである。

菅井は、マスコミメディア、ブログ活動家などの多くが、現在の連立政権瓦解を目的とする
民主たたきに傾斜していることを危惧する。

自民復活はもとより(自民党のやっていることをみるなら、この可能性はまずなさそうにも思うが)、
政治的凝集力を見失い、政治的にばらばらの混乱状態がくることも望まない。
諸民が総選挙で示した選択が何等かの実を結び、諸民が自らの力を自覚することが
なによりも一番重要であると思っている。

だから、鳩山連立政権が決意したこの決定が意味のある決着を見出すように願う。


選挙で政権交代がなされるならば、それは日本におけるはじめての市民革命になると
主張したの天木直人氏であった。
それは基本的に正しいと菅井は考えている。ただ、それはまだ始まったばかりであり、
軌道にのったともいえない状況である。