菅井は、民主党で小沢進退問題が生じたとき、小沢一郎をやめさせるべきではないと思った。
自民党の長期政権をやめさせ、政権交代するには、小沢氏の力が必要だと考えたからである。
小沢氏が独走したことを反省し、とどまる決意をのべ、党首ではなく、選挙対策に専念する
としたこともよいと思った。
小沢氏の仕事は、政権交代、自民党政治へもどることをさせない、に尽きる。
政権交代をしたら、いさぎよく引退するのが彼の花道であると思っている。
党幹事長になった時点で首をかしげたが、まだ、参議院選挙があり、
そこで逆流の道を断っておくことは必要である。
だが、彼の役割はどうしたって、そこまでである。
あとは、次の人々に任せるべきである。
小沢独裁とかは、小沢氏の大連立独走が露見した時にとっくに否定されている。
鳩山首相は、もしまだ小沢氏がこりていないのであるなら、きちんとするべきである。
今の鳩山連立内閣にとって、
沖縄米軍基地グァム移転の問題は第一の問題であるが、
第二の問題は小沢氏の問題になるかもしれない。
第一の問題について、とりあえず、正しい方向に進んでいる鳩山内閣には、
第二の問題についても、きちんとした行動をとることを期待したい。
