ノルウェイのもり に

むらかみはるき の のるうぇーのもり が えいがかされるそうだ。

むらかみさくひんの えいがは  いちかわじゅん のもの しか みていないが、これは みたいと おもう。

この しょうせつが でたころ、 ひょうかは まっぷたつ だった。

ぼくは しじした。
ひょうろんの ような ものも かいた。どこにも のらなかった けれど。

うしろむきの かいそうの ようなもの だと おもった ひとは、ひはんした。

ぼくは、これじたいが 「なおこ」たちの ことを わすれない、という たいどひょうめいの じっせんと みなして、しじした。  


そのひょうかが どうだった のか、 たしかめるために みてみたい。

それは、 えるされむしょうと、1Q84 で、ふたたび さんぴりょうろんに さらされる ことになった むらかみはるき について でもある。


2007ねん はっこうの 「むらかみソングス」に、かれは かいている。

「たしかに ぼくは いろんな ものを うしなってきたけれど、 うしなって きたものの きおくが、いまと なっては ぎゃくに ぼくという にんげんを そこから あたためてくれて いるからだと おもう。」