妄想

人はいろいろと妄想をえがく


数日前の満月の夜、皆既月食があった。
ご承知の通り、満月の夜には不思議なことがおこるとされることが多いが、皆既月蝕はその最たるものだ。
地球、太陽、月がまったく直列になるのだから。
皆既月食中の、赤黒い月は、そのたびにさまざまだが、不思議な夜をもたらす。
数日前は、わたしの近所は曇りで、欠けた月自体はみられなかったのだが、天文現象であるから、見えなかったからといっても、それは実際にあったのだ。


何かが変わったと妄想してもしかたがない。


いわば、レールが切り替わった、皆既月食とはそういうイベントである。


ベルセルクの蝕は、そのことをイマジネーション的に扱ってすごかったなあ。



さて、レールが切り替わり、かわってしまった世界とはどんなものか。そこで我々は何をなすだろうか。

妄想はつづく。