ことば

社会と個人は違います。
人は、自分の時間使用をまず、社会と個人に分割します。
それぞれの時間使用の割合は、社会のあり方によって決まります。
しかし、それは、最大の場合なので、普通は、個人の部分はもっと小さくなります。個人の部分がまったくないという人もあります。
それは、個人が社会の中で発生するからです。
個人の部分がない場合は、社会のあり方、関わり方によってその人の運命は受動的に決してしまいます。
個人が発生してくると、それを主体的に受け止めて、自分があらわれます。自分を知ること、感じること、わかることが問題になります。個人は、なによりも、自分をより深く知ることが必要になります。自分探検ということです。