リアリズムの時代

権力をつくることが問題となっている。
これが現段階に特有の新しい歴史的問題である。
官邸前がそれをもたらした。
感受性のある人はそれを感じとっている。
まだ感じとっていない人もやがて感じるようになるだろう。

権力は生まれないわけにはいかない。
今の日本国家をおさえている連中が、日本社会の大半の人々の利益を代表しなくなっているからである。選挙でうかったとしても、今それらの人物がやっている事が支持されているわけではない。ましてや、利益にそっているわけではない。