富士山ご当地アイドル3776の研究生グループから出発したMI-II(Team3776-II)のピンク担当みゆゆんは、春日井アイドルとしてソロ活動もしている。
愛知県春日井市におばあちゃんがいるそうなみゆゆんだが、静岡生まれで東京在住なので、ライヴ活動の中心は東京、春日井住まいの山下Pはリモート運営ということで、なかなか苦労されているようだ。
デビューの事情は、春日井アイドル公式ブログ
2021年3月31日の記事
に書かれているので参照されたい。
その後の活動については、半年分が、
みゆゆんデビューから半年の履歴 - 春日井アイドル公式ブログ
として載せられている。この時点でもかなりの回数をライヴしているのに、驚かされる。
先の経由を読むと、みゆゆんデビューに先立っていったん閉じられていたらしい春日井アイドルだが、春日井アイドルの華麗なるそれまでの活動は、オトトイの
からもわかる。このベスト盤はお勧め。また、最近では山下P自身が春日井アイドルの音楽内容についてツイートで説明している。
初めての方に春日井アイドルを説明するとオモシロなアイドルの部類で王道のミックスが打てるとか一曲もありません。アッパーもしくはダウナーな抑揚の無いリズムに合わせて女子が踊りながら喋るように声を出しパンクNW以降のDAFとかキャバレーボルテールみたいな踊れて飛べるみたいな事を目指してます pic.twitter.com/GCvDKqTQwM
— 春日井アイドル公式 (@kasugai_idol) 2021年4月30日
そして、歌詞の内容も面白い。情報量が多く、一度で聞き取るのは難しいかもしれないが、印象的なフレーズが耳に飛び込んでくる。言葉遊びも入ってたりする。そして結構リアルなことを歌っている。
たとえば一枚目のアルバム「ばいばい」には表題作「ばいばい」以下4曲の曲と、リズム、カラオケ、お料理などの短いトラックが収められている。なぜか、アルバムには歌詞カードがないのだが、「ばいばい」は、MVに歌詞がついているので、
確かめることができる。このMVには、なんと親切なことに、英語訳まで付いている。私は歌詞を耳コピした後答え合わせしてみたのだが、間違え結構あった。
これが、最初の曲なら、ブログのデビューまでの経緯に書かれてるように、次はなかったかもしれなかったわけで、なかなか興味深い。女性視点でも聞けるし、男性視点でも聞ける歌だなあ。
本日、ご本人、春日井アイドルチームのバックアップもあり、なんと主催で生誕ライブを成功させるまでになったのは、奇跡。悦ばしい。おめでとうございます。
ばいばい
もしもおばあちゃんちの床がが抜けて
ひとりぼっちでお花になっても
そこに居なかった君が悪いよ
僕をほっといた君が悪いよ
世界で一番大事な君を
かばんに詰めて逃げ出したあの夜
一人で待ってたあの子の背中
僕に似てた切ない背中
大好きだった暗い箱の中
闇の中から見上げた美しい世界
やさしい言葉をかけられちゃ照れる
カラフルに光る色のない僕
明日のことならスマホを見てよ
暗証番号37564
足りてないくらいが心地いいし
やれてない自分が愛しいし
もしもおばあちゃんちの床が抜けて
ひとりぼっちで死んだ僕が出てきても
そこにいなかった君が悪いよ
僕をほっといた君が悪いよ
なかなか捨てることのできなかった
しょぼいプライド バイバイ
いい思い出だったせいで呪いになっちゃった
過去の栄光も バイバイ
君と一緒に過ごしたあの月日
楽しかったけど バイバイ
この先のほうがずっと長くて楽しいから
今の自分 バイバイ
もしもおばあちゃんちの床が抜けて
ひとりぼっちで死んだ僕の死体が出てきても
そこにいなかった君が悪いよ
僕をほっといた君が悪いよ