thessalonikeさんの提唱している 改革ファシズムを止めるブロガー同盟
の活動に注目している。
ブログの意義についてのthessalonikeさんの見解にはまだ同意しかねるボクではあるが、今までと質の違うおもしろい動きだなと思う。何かが生まれそうな気がしている。
ただ、ここ数日の共産党をめぐる発言にはいささかとまどっている。日本に社会民主主義の基盤が存在しうるという認定にたっての発言なのだろうけれど、その認定にも疑問があるけれど、発言のスタイルが上から物をいうような感じがするのだ。それは、預言者や昔の大知識人のスタイルではあっても、今の微分化されて、具体的な集団の中で頭脳として機能する(小)知識人のスタイルにはあわないと思う。
いまなおネット右翼の声は大きいけれど、ネット上にはかなりしっかりとした民主主義の陣地がとびとびにではあってもすでに存在している。thessalonikeさんのブログは疑いもなくその一つである。ボクは以前コメントをいただいて以来、しっかりした文献研究の上にたって、固定観念をくつがえす手堅いやり方に感心してきた。そして、衆議院選挙の時に見せた、争点を正確に皆に提示する実践的な能力や、ブログ同盟設立にみられるリーダーシップにも。
一つや二つの誤りがあっても、ネット右翼がいくら大声を出しても、くずれるような代物ではないですよと言いたい。予想屋預言者としてではない、ブロガー同盟という人々の集まりにさおさしたthessalonikeさんの活躍に期待している。

なお、世に倦む日日の最新ブログに谷川永一と言う名前が繰返し出てきますが、これはもしかして、関西大学名誉教授、谷沢永一氏のことではないでしょうか。別の人のことでしたらすみません。


と、ココまで書いたところで本田美奈子白血病で亡くなったことを知った。アイドルがどう生きるかということの一つの在り方を示してくれた、彼女の早すぎる死を悼みます。