「正義は必ず勝つ」

 フクダさんのブログやkarenさんのブログを知った菅井だが、どうやら、2チャンネル・ネット右翼による、平和主義的な内容のブログへの攻撃は、もっと広がりをもったものだということがわかってきた。
 他にも先行するいくつかの反戦、平和主義のブログがあり、やはり攻撃されている。逆にいうと、果敢にネット右翼たちの見解に立ち向かうサイトが出現していることが、彼らの全体主義的、監視社会的ネットワークを増大させているようだ。
 過去のことを知らない私としては、不愉快な気持ちになることを抑えつつ、検索してぞくぞく出てくる2チャネラーネット右翼のサイトを見て、事情を知りつつある。逐一発言を監視ししている特高のようなサイトも存在する。共謀して、破壊工作の相談をしているサイトもあった。彼らは、自分たちのやっていることが、民主主義のひとかけらもない、全体主義者の行動であることをちゃんと自覚してやっているのだろうか。
 もちろん筋金入りのファシストや、一部のごろつき極右は、自覚している。中国や、朝鮮や共産主義を批判するのは、自分たちも一致するその諸民蔑視の全体主義的な面に対してではなく、賃労働者の根本利害を擁護する面や、金と権力で結ばれた現在日本の支配階級の安定に脅威である面を攻撃しているのだ。つまり、特権(既成権力)の側に立って、諸民を攻撃しているのだ。
 今回の「祭り」「炎上」などという言葉でカモフラージュしたいじめ、言論表現の自由に対する破壊に加わったものは、どんな意識をもってしたにせよ、客観的には、日本社会の敵である。フクダさんがいうように、「正義は必ず勝つ」 のであって、彼らのインターネット支配も、そう長いことではない。
 衆を頼んでの、「右翼」の風上にもおけない、卑怯者たちのコメント欄攻撃に抗議して、更新を停止することにしたあるブログに書かれている、次の言葉に同感する。

《しかし私は確信しました、私の考えが間違っていないことを。ネット右翼は、我々平和を愛する人間が増えていることに恐れを抱いているのです。》

 karenさんにも、そしてフクダさんにも、無理することなく、志を持続されることを秘かに望んでいる。



 《追記》 ついいましがた、フクダさんの新ブログ「ラウンジ"フクダユウイチ"」が立っていることを知りました。うれしい限りです。彼の粘り強さを一時疑ったのは、私の弱さのせいだったようです。それに伴い、上の文章は一行も変更する必要を感じませんが、過去の日記は一部訂正させていただきました。
 
 《追・追記》上で引用させていただいたブログは、更新を再開しました。運営のしかたをよく考えられて展開されています。はっとさせられました。率直に言ってためになりました。今後の御活躍を期待します。(12/20)