ブログって何だろう? 完全版

 少し前に、ボクの日記に孤高という人がトラックバックを送ってきた。ボクはHTML時代の文字中心のホームページづくりから始めた人間なものだから、日記を書いていて、今はやりのブログというのが今ひとつピンとこない。その中でも、トラックバックというのが一番何なのかよくわからなかった。とりあえず送ってきたトラックバックにしたがって、その人のページを見てみたのだが、困ったなあと思った。フクダユウイチさんのブログを祭りとか、炎上とか称してコメント欄攻撃している連中の仲間じゃないか。しかも、その日のボクの日記の趣旨をまともに紹介していない。ボクはその人たちの多数をたのんだ荒し行為を卑怯・下劣、いじめだといって批判している。彼らが自分のページで意見を述べるのは自由だが、そんな人のページから直リンで飛んでこられるのは嫌だし、そんな人のページをボクの日記の一部を割いて紹介してやるというのも、おかしな話だと思った。
それで、とりあえず不表示にさせてもらった。
せっかくkarenさんからトラックバックを返してもらっていたのに、それも見えなくなってしまったが、止むを得ない。
よく調べてから対処しようと思ったのだ。

 はてなキーワードで紹介されている「ブログとは」のページを読むと、

「ブログとは、コンテンツ自動作成機能のついた日記型ホームページ」
トラックバックとは『リンクしました』のお知らせ機能」

だとある。
 ボクは孤高さんにリンクをお願いしたことも、許可したこともない。

 「ブログとは」のページには、こう書いてある。
 《「トラックバック」を使うと
* 「私のブログで、あなたの記事を紹介しました」ということを、先方のブログに「簡単に」伝えることができる。
* 先方のブログでは、「トラックバックコーナー」で、「自分を紹介してくれたブログ」が自動的に一覧紹介されるというメリットがあります。その結果
 ◎自分のブログ 自分の記事で、相手のブログをリンクする
 ◎相手のブログ 相手の「トラックバック」のコーナーで、自分のブログがリンクされる
という状態になります。こうして、「相互リンク」が自動的に行われて、ブログ同士の連携が進むことになるのです。》

 なるほど、お互いに紹介しあう相互リンクをするのはよいことだ。連携も進むだろう。協力が進むことはよいことだ。
 だが、このトラックバックというしくみ、まず、勝手にリンクしてしまっておいて、事後通告してさらに、相手にも自分のページを紹介・リンクさせてしまうしくみだ。トラックバックを不表示にしない限り、こちらの紹介したい、したくないの意志にかかわらず、自動的にそうなってしまう。今度の場合のように、メリットなどない場合でも、そうなる。
 なんだか、一方的なしくみだな、と思うのである。
 ボクらの常識だと、まず、メールなどで紹介させてもらいたいので、リンクしていいか、問い合わせ、相手の許可を受けてからリンクする。相互リンクを望む場合でも、希望は出しても、リンクするしないは、相手が決めることで、押し付けることはできない。リンクのOKがでなかったら、あきらめる。うっかり無許可でリンクしていても、やめるように言われたらはずすのがあたりまえ。少なくとも、以前のインターネットの常識はそうだった。
 だから、ボクがトラックバックを使った時は、相手のサイトへの好意的な紹介の気持ちと、リンクをそちらにはらせて欲しいという希望の表示として使った。実際の直リンクは、karenさんがトラックバックを返してくれてから、許可がおりたと判断して、本文内に張った。もし、彼女がボクのトラックバックを削除していたら、あきらめただろう。
 相互リンクによる紹介とは、友好的なサイトどおしで成り立つものだ。
 
 以上のような疑問があるので、今の自動的に勝手にリンクさせられるトラックバックというしくみは、ボクには受け入れられない。それを含みこまなければならないのがブログなら、やはり、ボクはブロガーではないし、ボクがやっているのは、単なる日記形式のホームべージである。

 以上のように考えるので、菅井良・日記では、今後は、トラックバックについてはリンクないしは双方向リンクさせてほしいという要請とみなし、そのページを見せていただいて、こちらでリンクする価値があると思ったら、トラックバック表示という形ではなく、本文内にリンクを入れて紹介させていただくことにする。紹介にとどめさせていだくこともあるし、御希望に答えられないこともある。先方からの直リンクをごめんこうむりたい時には、削除させていただく。

 そういうわけで、只今、「フクダユウイチさんやkarenさんやたーさんや・・・・のブログを祭りとか、炎上とか称してコメント欄攻撃してきた卑怯、下劣、いじめ体質の連中の仲間であり、ボクの日記の趣旨をまともに紹介することもしない、多数をたのんでの荒し行為をまったく批判しない=肯定する」孤高さんからの12月21日の菅井日記「根本的な疑問」に対するトラックバックは削除させていただいた。孤高さんも、自分のページの菅井日記への直リンクは全て(他にもあるようなので、)はずしていただくように要請する。双方向リンクも一方的リンクも、はっきりとお断りである。一応、ボクも監視の対象に入っているようだから、ここにはっきり書いておけば、読んでいないなどというはずはあるまい。

《追記》
 前半を読んでのすばやい対応ぶりはさすが監視サイト、後半についても、きちんとした対応をお願いしたい。