フクダユウイチさんへ

変則的な使用法は1月1日のKarenさんへのコメントだけにするつもりだったのだが、
「ピースフル・ラウンジ★フクダユウイチ」でユウイチさんがラウンジを閉じる旨の告知をされているのを知り、
コメント欄も閉じているので、ここに書かせていただくことにします。(菅井)




フクダユウイチさんへ


サイトを閉鎖する旨の告知を見ました。菅井は了解しました。
残念ですが、それは何よりもユウイチさんが一番感じていることだと思います。
ラウンジに変ってから、きびしい運営を徹底しておられたので、2チャネラーネット右翼もコメント欄にやたらめちゃくちゃな書き込みはできなくなり、おちついたサイトになりつつあったとは言うものの、
今でも、荒し意図の書き込みが四六時中あるのに対して、フクダユウイチは一人です。たえずネットに気をつけていなければならず、時間も、精神的負担も大変なものだったでしょう。
並みの精神力ではできないことで、ユウイチさんなればこそ、できたことです。
最愛の大切なセキセイインコを失われてその、精神力が続かないのであれば、とうていやっていくことはできない仕事です。
こうした情況に到らしめても一向に恥じることのない、荒しに参加した2チャネラーネット右翼たち、荒しを批判することなく、それに積極的に情報を与え、荒しを拡大させることに加担した2チャンネラー・ネット右翼たちに怒りをかんじます。
菅井は、平和主義のサイトに対する揶揄、荒しにまけないユウイチさんの、英雄的としか言えない、奮闘に強くはげまされてきました。2チャネラーたちと同世代の多くの平和主義の若者にとってもであり、そちらの方が大切なことです。
ピースフルラウンジある限り、インターネットの鬱々とした情況は続くことはない、とボクが言ったのは本心であり、今この瞬間でもそう確信しています。
ユウイチさんが、御自身のやむをえざる事情で、ピースフルラウンジを閉じられても、フクダユウイチが2チャネルがネット右翼支配下にあって、多くの若い人に誤った影響を与えていて、全体として、若い平和主義の人がネットで堂々と自分の意見を公表することを妨げる役割を果たしているということを、明らかにしたことは、何人かの先行者がいるとはいうものの、ユウイチさんの功績です。
また、その彼らの荒し、妨害行為に断乎として立ち向かい、譲歩することなく、自身の思想・言論の自由を守りきった(《完全勝利》)ことも、インターネット史上ではじめてフクダユウイチが達成したことです。この功績はやむを得ない個人的な事情でつづけられなくなったとしても、消えるものではありません。
菅井も、大変だろうことは承知していましたが、ユウイチさんの、敵をも魅了・翻弄する話術や、つぎつぎサイトを変えるといったゲリラ戦のような巧みな戦術や決断力、原則的で断乎としたブログ運営、相手の本質にずばっと分け入る応酬能力、書き込まれた内容に見られる幅広く全体を見配っての立論する力、問題提起力などに、すっかり魅了され、ぜひがんばってほしいと、人の能力を越える期待をしてしまったところがあったかもしれません。
その優れた能力を伸ばして、先生になっても、インターネットでも、人間として無理のないしかたを見つけて、若い平和主義者たちの牽引車に成長していってくれるに違いないと期待していたのです。
正直いって今でもその気持ちには変りはありません。
でも、今は、人間・フクダユウイチの決意にエールを送りたいと思います。よい先生になるように祈っています。

最後に二つほど意見を述べさせてもらいます。
夜明けを期して閉ざされるとのことですので、もうなくなってしまっているのかもしれませんが、できれば、今のラウンジは停止したままの形で残してはいただけないでしょうか。なんといっても、ラウンジは2チャンネラー・ネット右翼に勝利した偉大な場所ですから。
もう一つは、何かのかたちでユウイチさんのことを心配し、コメントしてくれた、例えば「反戦な家づくり」さんのような方に、何らかの形であいさつをしてもらいたいということです。ボクは彼しか知りませんが、他にもいるなら、そうすべきだと思います。人間として、フクダユウイチが為すべきことだと信じるからです。

コメント欄が閉鎖されていたことは幸いだったかもしれませんね。もし、書き込んでいたら、せっかくおおめにみてもらえたのに、2度目の規則違反で追放されてしまったかもしれませんから。もちろん、これは冗談です。
再会の日を期して
                          菅井 良