ぜぽさんという方から、トラックバックの形で相互リンクの要請を受けました。
ページをみさせていただいて、平和主義的良心的市民ということで、それに、こちらのトップページ（最新ページ）にちゃんとリンクをしているという、なかなかマナーのわかった人のようです。私も平和主義者ですし、良心ということは人間にとって一番大切な心の働きだと知っていますので、リンクしてもよいかと思いました。
すべてではないですが、引いている記事を自分でまとめた上で、コメントしているスタイルも良い姿勢だと思います。
御本人は「左翼の人からみたら右翼に見えるかもしれない」と書いていて、事実、少し見させたもらっただけでも、朝鮮・韓国の人に対する考えや過去の戦争についての見解はボクと違うようですし、副題とかちょっとと思うことはあるんですが、思想の立場の違いはリンクするのには問題ではありません。ちゃんとした紹介をしてほしいということであり、外国の人との関係も含めて、その解決も言論によってやるし、相手の人権も認めるということが本質的です。それに、ボク菅井も、「右翼の人からは極左と見えるかもしれない、中道の人間」と思っていますから。
ただ、ボクは、フクダユウイチさんのブログへの2チャネラー・ネット右翼たちの、数をたのんだ、コメント欄攻撃やトラックバック機能を誤用した攻撃は、思想信条の自由に対する侵略行為だと考えていて、それには、いくつかの「をち」サイト（おちでなくて、をちなんですね）の運営のしかたもはっきり責任があると考えています。ぜぽさんのサイトがボクが批判しているようなをちサイトであるかは、少し見せていただいただけではわかりません。もしそういうサイトならリンクは遠慮させてもらいますし、相手のサイトからの直接リンクはりも止めてもらうように言っています。
昔のボクらのホームページ運営のしかただと、しばらくおつきあいをして、相手がどういうページか或る程度わかって信頼感が生まれてから、互いにリンクする、という感じでした。
それで、今回は、初めて知ったということで、トラックバックは削除させてもらいますが、もう少し、見させてもらったりして、次回トラックバックの機会がもしあれば、その時またかんがえさせてください、ということです。
リンクは今回お断りしましたが、せっかくですから、ぜぽさんのホームページを紹介させてもらいます。もちろん、菅井日記に言及した日記にも行けます。（「電波」は勘弁してほしいんだけれど。）
Legna Gospel
（日記ページの題「平和主義良心的市民日記＠ぜぽ」）
おまけ
ぜぽさんが1月8日の日記のコメント欄で、「不思議なことに、サヨのひとたちって「朝日が右翼的」と思ってるんだよね。ネット右翼と呼ばれるような人たちは「朝日は極左」と思ってるんだけど。なんでかな？」ともっともな疑問を書いています。
それについての菅井の説明を試みます。
まず朝日新聞ですが、朝日は戦前は他と同じく軍国主義にのっかった新聞でした。戦後、戦後民主主義になって、左よりと言われるようになり、事実、「左翼的知識人」「市民」とのつながり、そういう側のニュースにも強く、影響も強いのですが、本質的には、自分の信念をもったメディアではなく、市民の動向に左右されやすく、ぶれやすい新聞です。民主勢力の勢いのいい時は極左だったりするのですが、大衆運動が弱くなったときには、トーンが落ちて「右翼的」になってしまう。今回の小泉大勝以降の小泉擁護姿勢が何度目かのそれです。朝日を信用していた護憲派もあきれてしまう迎合ぶりに転じました。
菅井などは、イラク戦争に反対している時から、朝日は日和見的だから、あまり信頼していなくて、むしろ、毎日とか東京新聞の方が自分の意見をもった新聞だと思ってました。その当時、ボクが書いたものは殆ど朝日には依拠してないです。イラク戦争のことでは反対トーンをおさえてしまいましたが、いまでも大新聞の中では、「毎日新聞」は、良くも悪くも、唯一日本の将来のことまで考えられる大資本家たちのメディアであり、しっかりしたところがあると思っています。
朝日に対する認識は、左翼でもしっかりした人はずっと前からボクのように見てたと思います。
付記 もし、でぽさんがごらんになることがあれば、二度もトラックバックしていただいたこと、謝ります。菅井は、自動的に相互リンクになってしまうトラックバックというシステムに批判的です。相互リンクとは人と人の関係であり、もっと大事にされなければならない。それで、トラックバックしていただいた方は、相互リンクの要請とみなして、個別に判断させていただいて、相互リンクＯＫの場合でも、日記ページの中にリンクを書き込む形で対応しています。もっといい方法があれば変えるかもしれませんが、当面はそうしていきます。ですから、いわゆるトラックバック欄が表示されることはありませんし、少し時間がかかります。多分、トラックバック表示がされなかったので、失敗したと思ってもう一度送ったものと思いますが、そういうことです。御容赦ください。
菅井良
