ネットウヨクのこのごろ

1月22日

尊皇嫌韓中は、ネットウヨク登場の始まりであり、これを考え直すというのは、彼らにとっては自己を否定するに等しい。彼らはそもそも現状追随派なのであって、ファシズムとはとらえない菅井の見解については、否定する左翼の人も多いのだが、考えは今も変わらない。だから、その不可能事とも言える自己否定はあるかもしれない。もちろん、脳に初期の段階で焼き付いた思想は、抜け出ることは困難であり、それはカルト思想から抜けることが難しいのと同じである。だが、カルトの脳もネットウヨク脳も、歴史と事実のきらいな彼らのお得意な「論理」も、霊として物質界から切り離されて浮かんで存在しているのではなく、脳も含めた肉体という物質に呪縛されているのであるから、彼らが信じているほどには、絶対ではないのである。