元島・元長崎市長の言葉  秋葉・広島市長の言葉

長崎市長銃撃>「2代続けて銃撃は異常」…本島・前市長

4月17日22時28分配信 毎日新聞

 90年1月に長崎市役所前で右翼団体幹部に銃撃され重傷を負った本島等・前長崎市長(85)は17日、毎日新聞の取材に応じ「驚いた。二度と長崎で僕のような事件が起きるはずがないと思っていたのに。事情がどうにせよ、暴力は無条件に悪いことだ。(伊藤市長は)撃たれるような悪いことはしていないはずだ。被爆地・長崎が訴える核兵器廃絶の基本は人を殺さない、いかなる暴力も許さないということ。なのに2代続けて、その市長が撃たれるのは異常だし、不名誉なことだ。背後に暴力を容認する風潮があるのであれば本当に恐ろしいことだ」と話した。
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 この本島氏の言葉に共感し、日本人にとって特別な地、長崎での、選挙期間中のこの伊藤市長に対するテロ行為に強い憤りを感じ、その気持ちを表明します。(菅井)



核廃絶のパートナー失った」=長崎市長銃撃事件で広島市

4月18日17時32分配信 時事通信

 伊藤一長長崎市長が銃撃され死亡した事件を受け、広島市秋葉忠利市長は18日午後、記者会見し、「核兵器廃絶のための運動は、広島と長崎が中心になって引っ張っていかなくてはならない。大変強力なパートナーを失った」と無念の思いを語った。
 120カ国・地域の1608都市が加盟する平和市長会議で、秋葉市長は会長、伊藤市長は副会長(10人)を務めてきた。秋葉市長は「遺志を受け継ぎ、より多くの都市に加盟してもらい、うねりをさらに大きくすることが、彼の貢献に対するお礼の形になるのではないか」と決意を述べた。 

最終更新:4月18日17時32分
時事通信
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権力とか金力においては、東京が日本の首都なのかもしれないが、平和憲法を擁する日本国において、真の首都にふさわしいのはむしろ、被爆体験をもつ広島と長崎なのではないか、と考えてきた。
白色テロに倒れられた伊藤市長の遺族の方が立候補する決意をされたということを聞いた。どなたが新しい市長に選ばれるにせよ、伊藤市長のように、広島市長と手をたずさえて、核廃絶と平和のためにつとめていただきたいと思う。それだけは、小泉安倍の自民党には逆立ちしても望めないことであるから、(菅井)