日本ハムが日本シリーズに進んだ。リーグ優勝もしたし、すごい。去年はひたすら喜んだ私だが、新庄も小笠原も抜けて、実力ダウンはしかたないと思っていた。だが、そんな私の予想を裏切って、この結果だ。双方実力つくしてのシリーズ勝ち上がりを見て、あらためて日本ハムの強さは本物だと思った。ホームランも少ないこのチームを強いというのは違うと思ってきたが、「強い」チームなのだ。いったい何が、どこがその強さの正体なのだろうか。
日本シリーズはこれからだし、勝負はやってみなければわからない。が、きっとよい試合をすると思う。楽しみだ。
読売新聞をたまたま見たら、全ページ広告4面つかって、「国民投票」の宣伝をしている。それぞれが読売新聞、オリンパス、明治製菓、日清食品と、ジャンルの違う四企業のものだが、レイアウトはまったく同じ、それぞれがどうでもいいようなくだらない質問をして
読売 新聞広告は最近つまらなくなった?
オリンパス デジタル一眼にライブビューは必要だと思いますか?
明治製菓 ミルクチョコレートは頑固にピュアチョコレートでありつづけるべきですか?
日清食品「自由」であることはあなたにとって「希望」ですか?
国民投票.com なるインターネットサイトからネット投票できるようになっている。
これをきたるべき憲法改正の予行演習と感じる菅井は陰謀説なのだろうか。国民投票法なるものが、安倍内閣の強行採決でつくられ、それが、憲法改正のための国民投票と、参議院選挙の結果のおかげで、未だうごきだしていない、憲法改正のための憲法審議会なるものをつくるだけの法律だったのは、ついこの間のことだ。今、「国民投票」といえば、憲法改正にきまっている。「国民投票」の宣伝にこれだけお金を使うのは、財界のネットとして、それへの仕掛けが動いていることを物語っているのではないか。
この四社にどういうつながりがあるのか、四社をたばねて企画をつくった会社がどこなのか、知らないけれど、憲法改正へのしきいを低くするための陰謀は間断なく進められているのだ。
菅井は、読売は日本を支配してきた反動の主流メディアと認識しているし、明治製菓はなんで、「明治」という名をなのるようになったか、興味がある。「雪印」が足尾鉱毒事件に抗議していた人々がつくった会社であることに興味があるように。