「生まれ変わる勇気はもうボクの中に・・・ 」（「光あれ」 坂本真澄より）
かわいそうな日本。
生まれ変わろうとして、選挙で立ち上がり、
アメリカの反テロ戦争への追随を止めて、自分たち本来の平和政治を始めようと
アメリカ他の海軍への原油補給の戦争協力をやめる決意をしたのに、
自衛隊は日本に帰ってきたというのに、
わずかに一ヶ月でそれはくつがえされてしまった。
かわいそうな日本
さんざん強行採決に民主主義をふみにじられ、
やっと去年夏の参議院選挙で自民党を少数に追い込んで
それを防ぐことができるようになったというのに。
二院制の議会で、両院でとおってはじめて法律となるというのに、
参議院で否決されるや、わずか１時間、
両院間での何の話合いも調整もなく、
国民世論に訴えるわけでもなく、
郵便局民営化以外は何の公約で支持されたわけでもない、
２年前、今とはまったく違う世論のもとで選出された衆議院での自らの数
をよいことに、
強引に再可決。それで、民主主義にかなっていると強弁する
福田政府・自民党の力による支配への
ふたたびの屈服。
かわいそうな日本
諸民の希望を背負って、ヒーローとなった小沢民主党党首は
はじめ、テロ特措法の反対をいさましく、発表してアメリカをあわてさせたが、
最後はなんのことはない、新テロ特措法の採決で反対投票することさえなく、
しっぽを巻いて土壇場で欠席とは・・・
かわいそうな日本
おまえにはもう未来はないのだ
生まれ変わる勇気はもうボクの中に・・・
