彎曲する日常さんと「スターリニズムの悪」

改憲問題リングの「彎曲していく日常」さんが
スターリニズムの悪の問題」
というエントリーを上げている。

日本兵のシベリア抑留体験
ソ連に行ったベルリン反帝グループの人たちの運命(国崎定洞は粛清処刑)
女優岡田嘉子ラーゲリ体験の悲劇
などがあげられ、

1934年「佐野学、鍋山貞親の転向」は有名である。高校の教科書にも出ている? しかし上で言っているように、「野坂・山本が「自分が逮捕・銃殺されないため」に、“密告者に転向”」した事実があるのだとすれば*7、佐野、鍋山の転向と同程度に重要な出来事ではないだろうか。もちろん、戦争期の日本において思想の自由が一切なかったことの象徴として佐野、鍋山という固有名は重要性を持つ。日本は軍国主義に支配されたがスターリニズムに支配されたことはない。しかし日本でもそれは大きな勢力を持ち現在も影響力は小さくない。野坂・山本の転向・粛正への加担・悲惨という問題は単なる反共の問題ではなく、もっと重要な問題として認識されなければいけない。
もちろん低劣なネット右翼勢力が*8その妨げになることも確かだが、そこは遠慮せず、公明正大に認識していくべきだ。
で、こうした問題を考えていくことが、上で述べた世界の38%にかかった霞を払いのけ、(横田めぐみさんを奪還する)ことにつながると思うのだが。

うーん

と述べている。

この見解に同意する。
その過程で、菅井の今までの考えを変えなければならないこともあるかもしれない。
今までは、自分の考えを出し、つくるためにやってきたこの日記だが、見直すことも必要だろう。

「彎曲する日常」さんは、うーん。と書かれているが、今ならネット右翼勢力に利用されるだけという結果にはならない条件はある。