あるブログに村上スピーチ直接聞いたと書かれていた

ttp://hyoryudr.blog111.fc2.com/blog-entry-203.html
漂流博士

博士浪人で苦しんで、イスラエルに職を得て、スピーチの席にいた人のようだ。
中での興奮にみちた雰囲気は伝わってきた。
でも、その場にいた人が話が全部聞こえたわけではない、とくに後ろのほうは、というのはそうだろうな、と思った。


スピーチではなく、村上春樹のインタビューの断片も翻訳引用しているが、
読んで判断したい。
コメント欄には その断片を引用してのこんなイスラエル万歳が書かれている。

《>日本社会は僕を圧迫する、それはとても単一的で狭い社会だ。1億2千万人がまるで一人の人間。僕はそんな中で特殊だった,西側では個性や人格は当然のことであり、格闘する相手ではない

昨日、四年前に日本に呼んだイスラエル人と飲んでいて、ちょうど同じ話をされました。「どうして日本人はそんなに不自由なのだ?」と。一人一人が自由に生きるイスラエル人たちから見ると、不思議でしょうがないようですね・・・
そのインタビュー、お時間のある時にブログでご紹介ください。》

イスラエル側の反応と同時に、イスラエルの情報操作の一環になっている。自由な国、イスラエル、というわけだ。村上も普通にいって普通に受賞したというように扱おうとしている。もちろん、アメリカも自由な国だ。


菅井には、漂流博士氏が村上氏と直接話したときの

「いつ到着されたのですか?」「う〜ん、いつだったかな?」と天井を見上げて、「三日前かな?」。「どうですか、イスラエルの印象は?」「う〜ん、いやね〜、いろいろ大変でね〜」「とにかく何も知らないで、こんなに僕の本が読まれているとも知らなくて、びっくりしたんですよ」と、ここでの村上春樹ブームに本人は本当に驚かれていて、・・・

の方に興味があった。
漂流博士は、日本人なのだから。イスラエルの印象を聞かなくてもいいだろう、と思う菅井は、単一的で狭い日本社会の反応なのか?