少数民族の文化的権利

日本は、少数民族の文化的権利の保証が存在していない。
たとえば、朝鮮民族の日本国民には、当然、集団として、朝鮮語を含む自民族文化を次の世代に教育する権利を保証しなければならないが、そのような国家的措置は存在していない。アイヌ民族に 対してもそのことは同様である。
日本国は、多民族国家であるための最低の条件をクリアーしていない欠陥国家なのである。
したがって、在日が日本国籍を取得することは、事実上、日本文化に同化させられてしまうこと、民族文化から離れることを意味してしまう。在日が日本国籍をとる、日本国民になる道を塞いでいるのは、日本国家のこの欠陥によっていると考える。
これを是正することは、日本が「普通の国」になるための最低条件ではなかろうか。