選挙結果をみつつ

nobtotte2009-09-01

選挙前日、新宿駅で観たポスター




アジアの連帯を想わない、
アジア人の誇りをもたない日本人は真の日本人ではない。

二千有余年の日本文化を理解しない、
アメリカ文化に浸透されただけの家畜人は真の日本人ではない。

日本人は肌の色と文化において、アジアの一員である。
日本人は、広島・長崎の被爆体験と平和主義憲法によって、世界の一員である。

本当の日本人の誇りは、そこから生まれる。そこ以外からは
残念であろうとなかろうと、生まれることはない。



選挙によって、ようやく政権交代がおこる。
この政権交代によって新たにできる政府は
幾分かは新しいことをする、しようとする。
諸民は、はじめて、政治は変わることがあるのだ、
自分たちの力で変えることができるのだということを
理解するようになる。
この政権交代の一番肝腎な意義はそれである。



現実の民主党を中心とした連立政権が、
天木氏のいうように、ある程度安定したものになるか
ネット右翼たちが期待しているように、すぐ
つぶれたり分裂したりするものなのかはわからないが、
確実に言えることはある。
少なくとも、彼らがアメリカの戦争政策にながされるなら、
自分たちで、国際貢献といって戦争にいく、
あるいは、資金を出してどこかの戦争をささえる、
あるいは、自国防衛と称して、核武装したり、
大量の兵器の更新を行うならば、
持たないということである。
そういう政府は経済的にゆきづまり、
つぶれるだろう。
日本経済の現状は、戦争とは両立しえない。 


あるいはもしかして、誰かがどこかに、現代の「満洲」をみつけだすなら
そんなものはどこからも出てきそうもないけれど、
ほんの少し、つぶれるのを先延ばしできるかもしれない。 
だが、それも、事態の危機をほんの少し先送りできるだけだ。