メモ ○松竹氏の「マルクス憲法紛争」1 を読む
 わかりやすい。ただ、憲法紛争期以後のマルクスエンゲルス?)とドイツ党の立場についての評価部分は議会に比重が置かれすぎている。具体的には以下の部分。

「これは、議会の多数を得て、それを力にして革命を成し遂げようとする立場である。国王が労働者党の前進を手をこまねいてみることはないだろうし、弾圧することもあり得るだろうが、それだからこそ国民多数を獲得し、弾圧に負けない勢力に成長しようという呼びかけである。これこそ、科学的社会主義の勢力が、現在よって立つ革命の立場である。」

科学的社会主義の勢力」という書き方がされているが、現在それに日本共産党は入るのだろうが、あとは、何を指しているのだろうか?



 広島、長崎共催でのオリンピックという案が出されているが、これはぜひ実現してほしい。いろいろ工夫もいるようだし、準恐慌下で心とお金の余裕がなかったり、従来の仁義を果たさないで根回ししないのはけしからん、という反対もあるようだが、日本人が世界に対してメッセージと貢献できるよい機会となる。外国の市長たちの支援があることも心強い。立派な大都市であることを強調して、三回落選しているのだから、方針を変えて理想で勝負するのはよいのではないか。東京が環境問題という理想を掲げたのは、付け焼刃だったからだめだったので、理想を全面に出したことが間違っていたわけではない。きちんと盛り上げて、当初の趣旨で実現できるなら、まちがいなくわれわれは、日本人としての誇りと自信を持てるようになる。やってみれば、ネット右翼にも実感できる。