いやな感じ

先日の韓国軍事演習と、韓朝の砲撃発生、
11/28の拡大された米韓軍事演習、
そして、 つぎの週末には
日米の合同演習。
明らかに戦争シフトの動きである。
国内のネット右翼は、その動きをあおり、戦争風を吹かせているが、
だまくらかされてはならない。


彼等は、もちまえの差別意識で、朝鮮をあなどっているのだ。
確かに、朝鮮は弱い國だし、日本がそうであるのと同じように、欠陥を持っている國だ。経済建設の不調と、生活物資の不十分、そしてムリな先軍方針。一国であれば、周辺に被害は与えられても、韓国と日本をしたがえたアメリカ軍には結局は勝てないだろう。イラクの場合以上にそれは確かだ。


だが、アメリカは成功裏にイラクから撤退できただろうか。そんなことはなかった。


イラクの時以上に、戦争を抑止しようという世界世論がある。朝鮮を一方的悪者と描くことは不可能である。中国や日本以外のアジアの諸国はそうである。


日本だって、せっかく民主党に変ったのだから、菅内閣でなかったら、もっとまともな対応があっただろう。
日米軍事演習の延期でなければ、規模縮小をするべきなのである。


日本は、戦争抑止のために、緊張をやわらげるように、積極的に舵をきるべきである。


田中宇さん、天木直人さん、酔流亭日常、反戦な家つくり、などのいつも参照させていただいているブログの方々の主張はそろってきているだけでなく、具体的につながりもしはじめている気がする。