9月5日、阿佐ヶ谷ロフトAで「共産党VS素人の乱」と題し、日本共産党原発問題責任者の笠井あきら衆院議員と高円寺1万5千人デモをしかけた古道具屋「素人の乱」の松本哉が対談!
追記
このことについて、某サイトに投稿した。とりあげられたので、そこにのったものを一部省略して、以下に採録しておく。(8月29日)
新しい動きと見る。
そういえば、素人の乱がしかけているサウンドデモには、毎回、赤旗の宣伝がきていた。8月新橋では、メインのステージの車は、共産党中央委員会が貸しだしてくれたのだという。原田さん自身も司会をやっていた。
そういう、一連の流れがあってのことだ。
共産党系が主導する労働組合や地域後援会中心のデモと、松本さんたちが主導しているサウンドデモとは、雰囲気も編成の仕方も違っている。一方に慣れた人には、他方は入りにくいところがある。共産党系デモに参加した、ネットで集まった反原発若者グループが、どこに並んだらよいか、取り残されたように集まっていたのを見たこともある。梯団※という軍隊用語を、デモのひとかたまりに対する呼び名として、警察と労組系デモの主催者がともに使っているのを聞いて、違和感を感じたこともある。
※大辞泉 大兵団が行進をするときなどに、便宜上いくつかの部隊に分けた、その各部隊。
そもそも、日本共産党は、諸民グループとの付き合いはうまくなかった。共産党支持とはいえない人々とのつながりが。
今までにも小田実氏をはじめ、その時のリーダー的な市民活動家と対話をしたりも試みたことは何度もあるが、しっかりしたきずなとして、定着しなかった。
理由は客観的、主体的、いろいろな理由があるが、とにかくそうであった。
だから、阿佐ヶ谷ロフトという場所で、一度対話が行われるということで、注目したいと思う。
自民党長期政権からの政権交代が実現され、民主党の生活中心主義からの後退、など、政権交代の問題点も明らかになりつつある。選挙第一主義によって、実現することの限界も見えてきている。新しい動きはいろいろ生じていて、つながる動きもある。