前原政治の反・民主性

国民新党を分裂させることに成功したことに味をしめた
今の野田政権執行部は、消費税増税にいよいよ動き出した。
小沢らを含む、内部にいる多数の反対派にたいしては、賛成しなければ、処分するとおどしをかけている。政権与党にしがみつくものは多く、国民新党同様に、成功すると思っているのだろう。野田政権は「上からのファシズム」である。

視野の広い理論派社会主義者
村野瀬さんのブログが、おどしをかけた前原氏を批判して


《消費税を上げるとどのような効果があり、どのような悪影響があるかを民主党内で徹底的にシミュレーションするのではなくて、問題のある消費税上げを「違反者は処分」という脅しによって通そうというのでは、政策の誤りを正すことができません。各議員が自由意思によって徹底的に検討して考えるプロセスではなくて、こういう「脅し」で達成した「多数派」では、民主政治から限りなく遠ざかる誠司政治です。》


と述べている。本質的な批判だと思う。