フランスは日本の後を追っているのか

 サルコジ大統領になって、フランスはアメリカ追随と小泉改革同様、新自由主義政策の導入が本格化しはじめているようだ。だが、国鉄「民営」化されておらず、労働組合も骨抜きにされていないフランスでは日本のようにあっさりやられはしないということのように見える。
 自前で革命をしたことがある国は違うということなのだろうか。

 「公務員スト」という言葉も「無期限スト」「スト支援」という言葉も、「学生団体」「合流」という言葉も今の日本ではまぶしすぎる。

 参議院選の結果は無にしてはならない。
 骨抜きにされて、痩せた犬ばかりが吠えているという日本の現状は終らせなければならない。



年金改革に反対し無期限ストへ=鉄道職員らに公務員も合流予定−仏

11月13日16時0分配信 時事通信

 【パリ13日時事】フランス政府の特別年金制度改革に反対する仏国鉄職員らが13日夜から無期限ストに突入する。サルコジ大統領は譲歩を拒否しており、仏全土の交通が何日も混乱する可能性がある。
 交通ストは10月18日に続いて2回目。前回は大規模な実力行使は当日だけだったが、今回は期限を決めていない。14日からはパリ市交通公団もスト入りを予定し、パリ市内の地下鉄、バスの運行は通常の10分の1に激減する見込みだ。オペラ座の職員や学生団体などもスト支援の構え。20日には公務員の団体も合流する見通しで、混乱は1週間以上続くとの見方が強い。