戦力を持たない優しい社会を 小山広明


大敗した中でも居座る安倍総理が入っている首相官邸
7月31日午後2時半頃写す。
この日は虹と緑のグループの勉強会(衆議院会舘での)に出て、3時過ぎから9条ネットの慰労会に出た。各候補前向きにやって行こうと言う意見ばかりだった、もちろん私も。事務局の方本当にご苦労様。支援して頂いた方本当にありがとうございました。


選挙後のレポート

参院選 自民57%
民主1.8倍、無所属
7人中6人が「野党」

憲法9条を守る、で参院選に出馬
 新しく出来た参院選確認団体(政党「9条ネット」から立候補、その結果
   得票総数は  273,755(0.46%)で
泉南市での得票は333票、その内、候補別では ( )=全国
天木直人(元駐レバノン特命全権大使)6票 (29158)
♥ZAKI(シンガーソングライダー)5票 (19665)
♥栗原 きみ子(新社会党委員長)4票(17884)
♥藤田 恵(元徳島県木頭村村長)0票(10134)
石川一郎社会福祉法人理事長)3票(8276)
♥鈴田 渉(山口大大学院<平和学>在学)1票(3367)
♥成島忠夫(反原発活動家)2票(2981)
♥小松 猛(元愛知県豊明市議)0票(1835)
♥小山広明(前大阪府泉南市議)116票(3786)

全国比例区候補で無名な私は、「候補は憲法9条」を全面に出す選挙が出来た。

この地球上に初めて生まれた『戦力を持たせない』という憲法世界市民の願い、米国をはじめ世界の国が承認、日本の国会で可決された。無くしてはならない。
 憲法制定時の吉田茂総理は『戦争は全て自衛の名で行われる自衛の為の戦力も持たん』といった、と聞く。それを変えようとする。
自民、公明、民主=党とかの違いはいっておれんはず。

戦力を禁じられた中での政治家のあり方は、優しさ、信頼される政治家が求められよう。

告示後は『ホームページはいじらない』と一般にいわれているが、戸田久和門真市議から「訪ねて来た人に投票をいうのは」かまわないのだからおおいにやろうと。
23日から始めた。これはお金のかからない選挙の主旨にかなう。

告示日の12日10時から新橋で9条を守れるのは名もなき市民と訴え/新幹線で大阪駅前に戻り、4時から8時まで世界から賜った、プレゼントされたもの、この地球上から無くしてはならない。守れるのは日本の私たち、感動して投票を。

京都で、戦力を持たない政治は、とことん優しい政治家を育て、戦力を持った政治は凶暴になるなとお話し、しました。

23日、和歌山・橋本駅前で高校生に、3年たったら憲法を変えるかどうかの判断をしなければならない、憲法9条は世界で例がない、と語る。

公明党がテレビや新聞で『憲法9条は守るンだ』と言っていたが選挙広報には6つの項目の最後に『平和と環境に責任』『対人地雷の探知・除去技術を支援し、平和・軍縮を推進』とあるだけ。

私は選挙広報と政見放送は全て同じ条件で行っている。それを判断材料に、平等でない報道は都合のいいことしかいわない。それは「9条」が出ていないことで証明している。

戦力を持つということは軍需産業が出来る、儲かる、政治献金、そして、その影響を受けての政治となる。

誰もが1票の前に立たしめられる、肩書きが通用しない、家に帰った存在が戦力を持たない憲法が守られるの根拠である。

最後の日、28日は午前中、泉南市を自転車で回り、前畑団地では、憲法を変える安倍政権に戦力を持たない、とした9条を守る意志を示そう。

年金は平均寿命50歳代の時につくられた。60歳から払うという矛盾。私は15歳から働き、その間は運用という形で国や自治体が『公共事業』に使ってしまっている。

今、年金を受けている人の財源は今、年金を払っている方のもの。少子化、正規労働者の減少で財源が不足。なら、これまで支払って来た200兆円ともいわれる基金を、ということになる。それが関空ハコモノに使ってしまった。
結局、市民が払う以外にない。

最後は天神橋を歩き訴え、15分前から「天六」交差点で。
最後まで声がよく出た。

終ってビール、美味しかった。事故もなく、思いっきり言えた選挙だった。

参院選結果=自民64から37に/公明12から9に/民主32から60に/共産5から3に
       社民3から2に、国民2から2に、日本0から1に、無所属1から7に


◎成島忠夫さん http://www.naruchu.org/goods/1070.htm
 選挙結果後ではあるが、結果が出ていない時点での言葉がホームページに掲載されている。結果を踏まえてどうされるのかぜひ聞きたく思う。成島氏は、今回新左翼のネットワークをバックに運動されたと理解している。その意味で、成島出馬が、新左翼を、かつての反議会主義や、戦後民主主義批判や非暴力主義ナンセンスを乗り越えて、9条擁護のラインで結束させたことの意義は大きいと思っている。そのネットワークの実力は今回まだ十分に発揮されてはいまい。(菅井)