8月15日

日本はこの日戦争を止めた。前日に降伏の意志を四カ国に伝え、半月後に、占領を受け、降伏文書に調印した。
去年も書いたけれど、この日は日本国が自らの意志で戦争を止めた日、という以外ではない。それは、明治以降の脱亜入欧帝国主義による独立という方針を捨てた日でもある。
だから、日本に非道に併呑された朝鮮の人たちは喜んだのだ。彼らが今日を解放の日と見なすのは当然だ。

それは、終戦詔書玉音放送として述べられた。内向きの文書だが、主権者である天皇の出した公式文書である。

もっと早く決断できなかったのかという意見は当然あろう。いくらかの反対、混乱はあったが、これで日本は戦争を止めた。当時の支配者達におもわくはあったが、とにかく戦争は終わった。



玉音放送を聴き、前文を読んで8.15を過ごす。それが私のこの日の過ごし方である。